ニューヨーク商品取引所(COMEX)で金相場は、
前日比6.0ドル高の1トロイオンス1205.3ドルで取引を終えました。
7月の雇用統計で市場の予想以上に悪い数値が発表され、
アメリカの景気の先行き不透明感から、ドルがユーロや円などで下げ、
ドルの代替資産として金が買われました。
為替は、円高が進んでいます。
ニューヨーク外国為替市場では、1ドル85.4円前後での終値です。
アメリカの雇用統計から景気の悪化が懸念され、
ゼロ金利の継続が予想され、ドル安になりました。
日本も長くゼロ金利ですが、長すぎてゼロ金利の意味がなくなっています。
遅くともリーマンショックの前には、2~3%の金利にしていなくては、
ダメだったのかもしれません。
また商品先物市場では、ロシアの小麦の不作から、年内の輸出禁止が
発表されたのをうけ、値上がりしています。