柔道の世界選手権が始まっています。
おもしろいですね。
柔道は優勝以外では誉められないからたいへんです。
勝っても勝ち方まで求められ、厳しいです。
また金メダルをとってもあまりに大きくガッツポーズして喜んでも怒られ、
柔の道は深いです。
昨日、秋本啓之選手が73キロ級で金メダルをとりましたが、
畳の上ではポーカーフェイスでした。
一人でテレビを見ながら、これこそ柔道家と思っていました。
夜テレビに出ていましたが、
「負けた選手もいるんで。」と言っていました。
昨今では、プロのスポーツ選手もエンターテイナーとして
観客を盛り上げることが求められますが、
日本の武道の”道”も大切です。
「おもいやり」ですね。
同じような話を王貞治監督もしていました。
若いころホームランを打った後派手に喜んだら試合後、
お兄さんに怒られたそうです。
打たれた相手投手のことも考えろと。
深いですね。
ちなみに初日、100キロ級で金メダルを取った穴井隆将選手は
大分市出身です。
先月、甥が小学生の柔道全国大会に東京に行きました。
柔道の試合よりも後でディズニーランドに行くのが楽しみだったようです。
毎日練習、毎週遠征で子供も忙しいみたいです。