先日の日本のGDPが中国に抜かれたというニュースの
世界各紙の反応がでてきています。
シンガポール ストレーツ・タイムズ
GDPの順位だけで国の全体像は語れない。
音楽でも経済でも日本がこの先見限られることはないと思い知らせた。
イギリス インディペンデント
世界2位の経済大国は2番目に裕福という意味ではないとの見方。
イギリス テレグラフ
しかし日本はまだアジアの先頭。
中国経済は日本を追い越したわけではない。
1人当たりの平均収入は7400ドル(61万9528円)で、日本の6分の1に
すぎないと指摘。
ウォール・ストリート・ジャーナル
GDP逆転、あきらめの日本と複雑な中国
ほか各紙で論評がでています。
量では中国が抜いたかもしれないが、質ではまだまだ
日本の方が上であるというのがおおむねの意見のようです。
しかし安心ばかりしていますと、質も抜かれ4位、五位と落ちていきます。
シンガポールのストレーツ・タイムズ紙はまとめで、
日本の「世界レベルの成果を生む要因として、勤勉さや仕事への誇り、
秩序感覚など数字では表せない日本の国民性をあげた。」
よく言われる勤勉さを保つためにも教育が大事ですね。
中国は、世界の下請け工場からの脱却を目指しています。
また学生はよく勉強します。
そして日本、韓国、台湾からの技術流出もありスピードを
上げて、経済発展が続いています。