ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は、2010年12月
時点での各国中央銀行の金の保有量を発表しました。
順位 国名 金保有量(単位トン)
1(1) 米国 8133.5
2(2) ドイツ 3401.8
3(4) イタリア 2451.8
4(3) フランス 2435.4
5(12) 中国 1054.1
6(5) スイス 1040.1
7(13) ロシア 775.2
8(7) 日本 765.2
9(6) オランダ 612.5
10(15) インド 557.7
()内は、先回10年前の順位。
新興国のインド、中国、ロシアの3ヶ国は、10年前から保有量を
増やしています。このことからも、新興国が外貨準備を主にドルから
金へと、分散していることが分かります。
そして金相場を押し上げる一因となっています。
インドはお国柄として金やダイヤモンドが好きなようで、実需が
多いそうです。
中国は、今後も金の保有量を増やすと思います。
金本位制の時代ではないですが、お金の源はゴールド金です。
ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)とは金の国際調査機関で、
世界の主要金鉱山会社によって構成される非営利団体です。