本日の金相場は、大幅続伸しました。
時間外取引では一時1433.4ドルに上昇し、
過去最高値を更新しました。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)は、前日比21.3ドル高の
1トロイオンス1431.2ドルで終えました。
要因は中東及びアフリカの政情不安が1つです。
チュニジアのジャスミン革命に始まり、エジプトやリビアでは、
混迷が続いています。
また他のコモディティ市場も値上がりしていますので、連れ高の面も
あるようです。
もう1つが昨日の米議会証言で、バーナンキ米連邦準備理事会
(FRB)議長の金融緩和政策の継続発言によるインフレ懸念です。
アメリカ経済は持ち直してきたが、住宅などの部門ではまだ
底を脱していないのと原油高による経済への悪影響を懸念して
金融緩和政策が長期化するとの思惑です。
3月2日、本日の貴金属買取相場
18金・K18 2,850円/1g プラチナ850 4,080円/1g
インゴット100g以上 3,870円/1g プラチナ900 4,290円/1g
24金・純金製品 3,700円/1g プラチナ1000 4,700円/1g
14金・K14 1,920円/1g
上記相場×重さ=お買取価格
手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。
FRBのバーナンキ議長が発言するたびに市場が動き、
影響力の大きさを感じます。
日本の日銀はどうでしょうか。
「日銀のあり方を考える議員連盟」というものが昨日
民主党内に発足しました。
日銀の政策や日銀法にまで踏み込むというものです。
TVインタビューで一人の議員が、
「あまり日銀は仕事をしてないんじゃないかというのが
私たちの認識」
「それでも日銀がやろうとしなければ日銀法の改正も
視野に政府を動かそうと」
と発言していました。
うーん、みなさんはどう考えますか。
新聞記事では、この連盟は親小沢議員による管内閣
への消費税増に対するものだと。
えっ、政局が議員の仕事ですか!
まっこれはあくまで新聞記事です。
確かに日銀の政策は後手に回っていますが、
各国の中央銀行の力はその国の力があってこそです。
バーナンキさんだから発言力があるのではなく、
アメリカのFRBの議長として、発言力があるのです。
野党根性が抜けていないなぁ。
分からないならあんまり動かないでほしいです。
これが私の認識です。