国内半導体メーカーのエルピーダメモリは、東京地裁に会社更生法の
適用を申請し、受理されました。半導体DRAMのシェアは、世界3位。
リーマンショック以降の市況低迷、韓国メーカーとの価格競争、また円高
の影響で業績が悪化し支援企業との交渉もうまくいかず、、自力再建は
困難と判断したようです。
DRAM(ディーラム)とは、dynamic random-access memory の略。
記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー。
富士通が採算悪化を受けて2001年に撤退し、東芝も2002年に撤退。
現在はNECと日立製作所の事業統合で発足したエルピーダメモリが
国内唯一のメーカーでした。
負債総額は2011年3月31日時点で4480億円。
エルピーダメモリは、2009年に産業活力再生特別措置法の適用第1号
となり、公的資金300億円が注入されたほか、政府保証の融資100億円
も受けているため、国に280億円の損失が発生しました。
国から民間企業への貸付に、改めて疑問符がつきました。
貸付の基準が明確にできなかったり、貸付金が焦げ付いてもだれも責任を
問われません。大企業をつぶすと経済への影響が大きいだけではダメです。
大きくても古い産業や将来性の乏しい企業には、大きくても潰さなければ
新たな産業は生まれません。
それが経済の新陳代謝です。
痛みを恐れるあまり新陳代謝が悪くなり、症状が全体に余計に悪化します。
2012.2.28 貴金属買取相場
18金・K18 3,450円/1g プラチナ850 3,770円/1g
インゴット100g以上 4,660円/1g プラチナ900 3,950円/1g
24金・純金製品 4,480円/1g プラチナ1000 4,330円/1g
14金・K14 2,320円/1g K18/Pt850半々 3,570円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
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