政府は、非正規労働者の厚生年金と健康保険への加入拡大の方針を決定。
従業員５００人超の企業に勤める人を新たな対象に、年収９４万円（賃金月額
約７万８千円）以上で、労働時間が週２０時間以上、勤続期間１年以上のすべ
てを満たすことが条件で、対象は約４５万人となる見通しです。
学生アルバイトは対象外とし、２０１６年４月の実施を目指します。
当初は、１００万人の適用拡大を目指していましたが、保険料負担が増える企
業側に配慮して狭めました。最終目標は、労働時間が週２０時間以上の３７０
万人すべてを対象にすることだそうです。
消費増税法案と今月中に関連法案を国会に提出する方針です。
社会保障の充実を目指すいい政策のように一見思えますが、企業はこのような
負担を嫌い、必ず労働時間の短縮をします。今までは週３０時間でしたが、これ
からは１日６時間の週３日までの雇用というようなことをやります。
結局は、非正規労働者の収入が減り不利になると思われます。
また、アメリカのＧＭがそうであったように、企業の負担増は少しづつ積み重なり、
結局破綻し法的に年金カットとなります。
目先のやり易い政策から手を付け、年金の一元化など合意が困難なものを後回
しにするので、余計に問題が複雑化し深刻化していきます。
【金の大判・小判 買取】
ＮＹダウ工業株３０種平均は、前日比217ドル97セント高の13,177ドル68セント
と2007年12月31日以来の約４年２カ月ぶりの高値で終えました。
リーマンショックの９ヶ月前の好景気の時です。つい先日まで、景気後退やギリ
シャの債務問題と言っていたのを思うと違和感があります。
住宅や雇用など経済指標も上向いてはいますが、リーマンショックの教訓は生
かされていないと見るべきでしょうか。
ヘッジファンドが暴れまわり、最後はまた税金で尻拭いとなるかもしません。
本日の金相場は、ニューヨーク商品取引所（COMEX）で、
前日比5.6ドル安の１トロイオンス1694.2ドルでした。
安全資産として下落しました。
プラチナ相場は、前日比6.1ドル安の１トロイオンス1701.8ドル。
米景気の浮揚感から、実需が増えるとの思惑から買われています。
数ヶ月ぶりに、金相場を超えました。
２０１２．３．１４ 貴金属買取相場
１８金・Ｋ１８ ３，３８０円/1g プラチナ８５０ ３，８８０円/1g
インゴット100ｇ以上 ４，５８０円/1g プラチナ９００ ４，０７０円/1g
２４金・純金製品 ４，３９０円/1g プラチナ1000 ４，４６０円/1g
１４金・Ｋ１４ ２，２８０円/1g K18/Pt850半々 ３，５９０円/1g
上記相場価格×重さ＝お買取価格
手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。
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