バーナンキFRB議長は、議会証言で追加の金融緩和策に直接の言及は
しませんでした。
これを受け本日の金相場は、ニューヨーク商品取引所で前日比46.2ドル安の
1トロイオンス1588.0ドルでした。
プラチナ相場は、前日比28.3ドル安の1トロイオンス1440.9ドル。
市場開始はQE3への期待から上昇しましたが、議長の上下両院合同経済委
員会での証言が進むにつれ一転売られ膨らみました。先週末から大幅上昇し
ていましたので、利益確定の売りもあったようです。また、中国が利下げしたこ
と、スペイン国債の入札が無難に終えた事なども要因に上げられます。
つまり、リスク資産と安全資産の両面から売られました。
NYダウは、前日比46.7ドル高の12,460.9ドル。
原油相場は、前日比0.2ドル安の1バレル84.8ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥79.4ドル、1ユーロ¥99.4。
バーナンキ議長の議会証言の内容は、今後欧州の債務不安が拡大した場合
は「行動をとる準備がある」と述べたことから、緩和期待をつなぐ結果ではあり
ました。金相場は急落しましたが、株価は上昇し、原油の下げも小さいことか
ら、今後もことあるごとに”QE3”というものが利用されるでしょう。
予想通りの展開ではありますが、なにかキナ臭いです。
マーケットは怖いですね。
午後の市場で下げ幅が拡大しました。
2012.6.8 貴金属買取相場
18金・K18 3,090円/1g プラチナ850 3,200円/1g
インゴット100g以上 4,110円/1g プラチナ900 3,330円/1g
24金・純金製品 4,000円/1g プラチナ1000 3,650円/1g
14金・K14 2,250円/1g K18/Pt850半々 3,090円/1g
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