本日の金・プラチナ貴金属相場は上昇しました。（原油相場）
金相場は、ニューヨーク商品取引所で前日比4.2ドル高の１トロイオンス1779.8ドル。
プラチナ相場は、前日比7.3ドル高の１トロイオンス1690.8ドル。
明日のＥＣＢ・欧州中央銀行理事会や週末の米雇用統計発表を控え小商い。日米欧
の追加金融緩和策の後、新しい材料を探しているもようです。
下降要因としては、同じコモディティの中の原油相場が下落していることです。在庫の
増加と中国経済の失速による需要減との観測から１ヶ月で１０ドル下落しています。
本日の原油相場は、ＷＴＩで前日比3.75ドル安の１バレル88.14ドル。
しかし、アメリカエネルギー省エネルギー情報局が発表した週間石油在庫統計では、
原油在庫が予想外に４８万２０００バレルの減少となりました。アナリストの予想では、
１５０万バレルの増加を見込んでいたことからも、本日の原油相場は大幅上昇しても
おかしくない状況でしたが、大幅下落となりました。
このまま下落するとは考えにくいので、冬の需要増と何らかの要因で上昇局面になっ
た際には、一気に高騰するのではないかとも思われます。
東京外国為替市場では現在、１ドル￥78.6、１ユーロ￥101.7。
円安傾向が続いています。米経済指標の改善や欧州の債務不安が和らいでいること
が要因のようです。１ドル７０円台が長くなっていますので、そろそろ。
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