プラチナ価格が昨年3月20日以来、10ヶ月ぶりに金相場を上回りました。
(甘利発言)
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比14.5ドル高の1トロイオンス1683.9ドル。
プラチナ相場は、前日比31.7ドル高の1トロイオンス1688.0ドル。
FRB・連邦準備制度理事会のバーナンキ議長が「FRBは引き続き有効性の評価を続ける」
と述べたことにより、量的緩和の継続が期待され市場は好感、金・プラチナ共に買われました。
また、南アフリカでプラチナを生産するプラチナの世界最大手アングロ・アメリカン・プラチナム
が、不採算の複数の鉱山の操業を停止すると発表。年間40万オンス(12.4トン)の減産。
目標生産高は、15~20%減の210ー230万オンス(65-70トン)に縮小されたことにより、
需給が逼迫するとの観測から買われ大幅上昇しました。
NYダウは、前日比27.5ドル高の13,534.8ドル。
日経平均株価は現在、前日比206円安の¥10,672。
東京外国為替市場では、1ドル¥88.1、1ユーロ¥117.0。
昨日ブログを書き終えた時点では、1ドル¥89.0、1ユーロ¥119.1。
甘利明経済再生相が昼頃の会見で、過度の円安は国民生活にとってはマイナスとの
発言が伝わり、円が急激に買われました。
3年間の野党生活で寝ぼけているのか分かりませんが、主要閣僚の発言が市場に与
える影響は大きく、市場は即座に反応し利食いされました。株価も同じく反応し、大幅安
となっています。
米バーナンキ議長の発言は市場にいい材料となり、甘利発言は悪い材料となりました。
危機感の違いでしょうか。何度も言いますが、1ドル89円はまだまだ円高です。
経団連の米倉会長も昨日同じような批判をされていましたが、自身も安倍総理の経済
政策を批判した後、矢面に立たされ撤回しました。発言が軽いように感じます。
2013.1.16 貴金属買取相場
18金・K18 3,680円/1g プラチナ850 4,160円/1g
インゴット100g以上 4,900円/1g プラチナ900 4,330円/1g
24金・純金製品 4,740円/1g プラチナ1000 4,750円/1g
14金・K14 2,690円/1g K18/Pt850半々 3,850円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
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