黒川新総裁のもと初めて開かれた日銀の金融政策決定会合が終わりました。
今週市場では、日銀の金融政策決定会合を見極めたいとの思いと、今までの日銀の政策
から文字通りの大胆な金融政策はできないとの思いから、「失望売り」に備えていました。
アメリカの経済指標も思わしくなかったのが重なり、今朝の東京外国為替市場では、1ドル
92円後半まで円高が進み、日経平均株価も200円超下落していました。
先程、今回の金融政策決定会合の内容が伝わるとマーケットは大きく反応しました。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥94.2、1ユーロ¥120.9。刻々と反応しています。
日経平均株価も午前中の場は大きく値を下げていましたが、報道後急騰。
現在、前日比¥116高の¥12,478。
このブログを書いている間にも円安、株高が進んでいます。
マーケットの期待に応えるのは、マーケットへの敗北などと言う意見が今までの日銀です
が、黒川体制の第一弾は予想を大きく上回りました。
国債購入量の拡大、リスク資産の購入拡大、期限を定めない、金融緩和の指標を資金供
給量に変更などが市場の予想でした。これらも今までよりはかなり踏み込んだものですが、
さらに資金供給量を14年末には約2倍の270兆円に拡大し、長期国債の購入量も2年で
190兆円と2倍強に増やすことが決まりました。
これでアメリカ・FRB、欧州・ECBの無期限・無制限に対抗できるでしょうか。
ただしアメリカではQE3からの出口戦略が議論され、不況は終わりつつあります。
リーマンショックの大きな一因である、 円キャリートレードが心配です。無金利、膨大な円
で何が買われるでしょうか。ハゲタカだけの餌にならないように気をつけてもらいたいです。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比22.4ドル安の1トロイオンス1553.5ドル。
プラチナ相場は、前日比32.0ドル安の1トロイオンス1539.8ドル。
今日のブログを書き終えた今、1ドル¥94.4、日経平均株価は、¥12,634。
わずか30分で急騰。まだまだ勢いが落ちません。
2013.4.4 貴金属買取相場
18金・K18 3,570円/1g プラチナ850 3,950円/1g
インゴット100g以上 4,750円/1g プラチナ900 4,110円/1g
24金・純金製品 4,580円/1g プラチナ1000 4,500円/1g
14金・K14 2,600円/1g K18/Pt850半々 3,680円/1g
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