日銀の異次元の金融緩和策が発表されてから一夜が明けました。
日本のマーケットはお祭りです。
マーケットの反応は、「満額回答」「期待以上」と国内だけでなく、海外の市場関係者
にも好感され、円安・株高・長期金利安と最高の評価を得ました。
東京外国為替市場では現在、１ドル￥96.8、１ユーロ￥125.2。
日経平均株価は、前日比450円高の￥13,084.86。
長期金利は、0.405%。
ＮＹダウの終値は、前日比55.7ドル高の14,606.1ドル。
原油相場はＷＴＩで、前日比1.19ドル安の１バレル93.26ドル。
金相場は、ＮＹ商品取引所で前日比1.1ドル安の１トロイオンス1552.4ドル。
プラチナ相場は、前日比23.1ドル安の１トロイオンス1516.7ドル。
【ＧＯＬＤ】
黒田総裁は昨日の日銀の金融政策決定会合後の会見で、
「次元の違う金融緩和だ。戦力の逐次投入をせず、現時点で必要な政策をすべて講じた」
２％の物価上昇率を２年で達成することを掲げ、政策目標を金利からお金の流通量に
変え、市場に供給するお金の量（マネタリーベース）を２年間で倍増させます。
さらに国債だけでなく、ETF・上場投資信託やJ-REIT・不動産投資信託などのリスク資産
も買い増します。
会見では、フリップを使いマスコミに分かりやすく伝えるだけでなく、市場へのメッセージも
２年、２％、２倍とシンプルに伝えました。この点も高評価に繋がっています。
そして、出席者全員を説得し満場一致で今回の緩和策が決まったのも大きな評価です。
アメリカ・ＦＲＢ、欧州・ＥＣＢの大胆な金融緩和にも引けを取りません。本当は、３年前に
やらなければならない金融政策です。民主党政権下で、日本は置いてけぼりにされました。
欧米の金融緩和の発表後には、金は必ず上昇しましたが、日本は金を買い増すという政策
はありませんので、金相場には影響しませんでした。
アメリカ国債だけでなく、国庫の金保有量の増加も検討してほしいです。金本位制は今なく
なりましたが、やはり「金・ＧＯＬＤはお金の源」です。金が国庫にあれば、無造作な紙幣の
乱発という批判もされません。
２０１３．４．５ 貴金属買取相場
１８金・Ｋ１８ ３，７２０円/1g プラチナ８５０ ４，１４０円/1g
インゴット100ｇ以上 ４，９５０円/1g プラチナ９００ ４，３００円/1g
２４金・純金製品 ４，７８０円/1g プラチナ1000 ４，７３０円/1g
１４金・Ｋ１４ ２，７１０円/1g K18/Pt850半々 ３，８５０円/1g
上記相場価格×重さ＝お買取価格
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