アメリカの雇用統計が市場予想を下回ったことにより、金相場は大幅上昇しました。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比26.8ドル高の1トロイオンス1342.6ドル。
プラチナ相場は、前日比12.1ドル高の1トロイオンス1,447.8ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥98.0、1ユーロ¥135.1。
日経平均株価は¥14,757、NYダウは15,467.6ドル。
昨日発表された雇用統計では、9月の非農業部門の雇用者数が市場予測の18万人より
大幅に少ない14.8万人でした。債務上限問題による政府機関の一部閉鎖が響いたと考
えられ、雇用が改善されない限り量的緩和の早期縮小はないとするFRBの考えにそって、
余剰資金が金や株式市場に留まるとの思惑から大幅に買われました。
金は、雇用の悪化による安全資産として買われた側面と余剰資金による上昇を見込んだ
リスク資産として買われた両面があります。
また、失業率は2008年11月以来の低水準となる7.2%に低下しましたが、職探しをあ
きらめた人の増加によるものであるとの分析です。
為替市場では、ドルはユーロに対して大幅下落、また円を除く主要通貨に対しても下落し
ました。ドルの下落により金が買われやすい環境もありました。
ユーロ>円・ドル
雇用の悪化は、アメリカのマイナス要因ですので円に対しても下落するべきですが、金利
差や日本の量的緩和が効いて98円台に戻しています。
民主党政権3年間では円の一人負けでしたが、現在はユーロの一人負けが続いています。
為替が高いほど負けというのも本来おかしな話です。
ドイツの大連立協議が始まったのもユーロが買われる要因となっています。安定。
2013.10.23 貴金属買取相場
18金・K18 3,260円/1g プラチナ850 3,960円/1g
インゴット100g以上 4,330円/1g プラチナ900 4,110円/1g
24金・純金製品 4,190円/1g プラチナ1000 4,510円/1g
14金・K14 2,380円/1g K18/Pt850半々 3,540円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
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