本日の金相場は下落、プラチナ相場は上昇しました。（国防予算）
金相場は、ＮＹ商品取引所で前日比12.4ドル安の１トロイオンス1337.9ドル。
プラチナ相場は、前日比3.4ドル高の１トロイオス1,463.5ドル。
ロシアのプーチン大統領が、ウクライナとの国境付近で軍事演習をしていた部隊に撤収を
指示したことから緊張が和らぎ、有事の金が薄らぎ下落。また、連日大幅に上昇していたた
め、利益確定の動きに押されました。
プラチナ相場は、株式市場の上昇を好感。実需を見越して買われました。また、南アフリカ
鉱山労働者・建設組合連合が、ストライキの継続の方針を示したことで供給懸念により上昇
となりました。
東京外国為替市場では現在、１ドル￥102.2、１ユーロ￥140.3。
日経平均株価は￥14,942、ＮＹダウは16,395.8ドル。
原油相場はＷＴＩで、前日比1.59ドル安の１バレル103.33ドル。
原油もウクライナ情勢の緊張が和らいだことで、売られています。資源大国ロシアという面と、
中東に近い地政学的リスクの面があります。
【金糸もお買取り致します。】
アメリカ国防総省は、安全保障政策の指針となる４年ごとの国防戦略の見直しを発表。
アジア太平洋に戦略の重心を移すリバランス政策の継続を表明しました。
対中戦略として、２０２０年までに太平洋に配備する米海軍艦船の割合を現在の５０％
から６０％に引き上げる方針。議会に提出された国防予算（戦費を除く）は、4956億ドル
（約５０兆円）と前年度より４億ドル減となりました。
本日、中国が発表した国防予算は、前年実績比12.2％増の8082億元（約13.4兆円）。
ただし、この発表分は不透明な部分が多く、実際には２倍程度になります。
日本の２０１４年度の予算案の防衛費は、約４兆８８００億円です。
アメリカ５０兆円、中国２５兆円、日本４．８兆円。
日本の現実的な脅威である中共軍が、５倍もの予算は恐ろしいことです。しかもこのよう
な国に、ＯＤＡなどの経済援助をすることは自らの首を絞めているに等しいことです。
緊迫のウクライナを見て分かるように、自国のことは自国で守ることが必要です。
いざとなれば、他国は頼りになりません。他国のために、自国の若者が死ぬことを国民が
許すでしょうか。いざという時に、「失望」しないような体制が必要です。
２０１４．３．５ 貴金属買取相場
１８金・Ｋ１８ ３，３８０円/1g プラチナ８５０ ４，１５０円/1g
インゴット100ｇ以上 ４，４９０円/1g プラチナ９００ ４，３１０円/1g
２４金・純金製品 ４，３５０円/1g プラチナ1000 ４，７２０円/1g
１４金・Ｋ１４ ２，４７０円/1g K18/Pt850半々 ３，６９０円/1g
上記相場価格×重さ＝お買取価格
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