アメリカの株式市場、ダウ工業株30種平均は初めて17,000ドルを突破、過去最高値を
更新しました。
NYダウは、前日比92.0ドル高の17,068.2ドル。
S&P500種は1,985.4ドルと過去最高値。ナスダックは4,485.9ドルと14年ぶりの高値。
NYダウは17,000ドルを前に足踏みが続いていましたが、この日発表された雇用統計が
市場予想を大幅に上回りました。失業率も改善され、弾みとなりました。
6月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が28.8万人増加し、市場予想の21.2万人増
を大きく上回りました。失業率も6.1%と、6年ぶりの水準に改善。
4日は独立記念日で祝日のため、祝日前の市場で持ち高調整のため下落しやすい傾向
ですが弾けました。
株価が上がり、米国内の株式市場が活況ということは、金融緩和により世界中にばら撒
かれていたお金が還流し、中国などの工場もアメリカに戻ってきているようです。
中国ではバブル崩壊が叫ばれますが、世界の下請け工場から抜け出せない苦悩があり
ます。アップルやトヨタが、中国で生まれない要因は何かと論じられます。
米紙・ニューヨーク・タイムズでは、習近平国家主席のファミリー企業が不動産と株を売却
したことを記事にしました。北京や香港の不動産の売却益が2億3400億ドル、株式による
資産は少なくとも21億ドルだそうです。
汚職体質の中国で、もっとも情報がある人が資産を売却。バブル崩壊が近い?
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比10.3ドル安の1トロイオンス1320.6ドル。
プラチナ相場は、前日比3.6ドル安の1トロイオンス1,506.1ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥102.0、1ユーロ¥138.7。
日経平均株価は、88円高の¥15,437。
雇用統計が改善されたことで、株高・円安ドル高・金相場安となりました。アメリカの
利上げ観測も強まりました。
リーマンショック前のNYダウが、15,500ドルが最高。100年に一度の不況をバネに
して10%も高い17,000ドル。日本の株式市場が、如何に弱いかが分かります。
2014.7.4 貴金属買取相場
18金・K18 3,430円/1g プラチナ850 4,360円/1g
インゴット100g以上 4,540円/1g プラチナ900 4,530円/1g
24金・純金製品 4,400円/1g プラチナ1000 4,960円/1g
14金・K14 2,500円/1g K18/Pt850半々 3,810円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
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