アメリカの8月の雇用統計が発表されました。
非農業部門雇用者数は前月比17.3万人増、市場予想の22万人増を下回りました。
6月、7月は速報値から上方修正され、合わせて4.4万人増。
失業率は5.1%。時間当たりの賃金は8セント上昇し、1月以来の大幅な増加。
週の労働時間は34.6時間と増えました。
NY外国為替市場の終値は、1ドル¥118.9、1ユーロ¥132.6。
NYダウは、前日比272.3ドル安の16,102.3ドル。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比3.1ドル安の1トロイオンス1121.4ドル。
プラチナ相場は、前日比17.7ドル安の1トロイオンス991.6ドル。
原油相場はWTIで、前日比0.70ドル安の1バレル46.05ドル。
雇用統計の内容は、悪くはないのだけど期待を上回るほどではなかったという感じ
でしょうか。円高、株安、金安・原油安・プラチナ大安と現金を手元に戻す動きと
も見れます。
トルコのアンカラで、G20・財務相・中央銀行総裁会議が開幕しました。
中国に対し、株価下落への対応と経済減速の要因である根本的な構造改革を求める声
が相次いだようです。根本的な構造改革とは、国営企業だけが儲ける仕組みを変え、
本格的な資本主義ルール導入と自由競争です。
選挙もできない中国では、無理でしょう。自由競争が進めば、共産党上層部のみが甘
い蜜を吸える仕組みがなくなるからです。人民の生活よりも、前衛隊の共産党員の
貯蓄や贅沢の方が優先されます。
それが、共産主義、社会主義の末路なのです。富者はいないが貧者もいないという
前提ですが、実際には人の欲や感情が計算されていない机上の空論です。図書館内
で、小難しい本と睨めっこしてできた資本論。ソ連崩壊で答えが出ています。
2015.9.5 貴金属買取相場
18金・K18 3,390円/1g プラチナ850 3,400円/1g
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