イタリアの政情不安を理由に、マーケットが下落方向に動いています。
マッタレッラ大統領は、IMF・国際通貨基金の元局長であったカルロ・コッタレッリ氏
を首相候補に指名して組閣を命じました。それに対してポピュリズム政党「五つ星運動」
と極右政党「同盟」が、実務者内閣を拒否して議会で信任しない構えを見せ、再選挙の
観測が強まっています。再選挙ではポピュリズム政党「五つ星運動」の勢いが一段と増
す見方が強く、イタリアのEU脱退という新たな懸念によるマーケットの動き。
とメディアは報じています。
イタリアの政治が不安定なのは今に始まったことではありません。また、経済的にはス
ペインとともに、南欧の財政問題としてギリシャ財政危機の時にも懸念されました。
EUのメリットはドイツのみが甘受しているという思いが、イタリアほか数ヶ国に浸透
しています。イタリアやギリシャがEUから離脱しても、実は影響が少ない。それくらい
経済規模が小さいのです。G7？名ばかり？
また、イタリア国民が公正な選挙で選んだ政党をポピュリズム政党として扱うのは、そ
れこそ民主主義の否定です。民主主義は数のはずです。
マルクスレーニン主義者は、選民による優秀なテクノクラートによる政治で、他の大勢
は従えばよいという考え方をします。民主主義とは名ばかりの社会主義です。
【ボッテガ・ヴェネタ】
グッチやボッテガ・ヴェネタほかの皮革製品や、ジュエリーほか物作りにイタリアは
秀でている印象があります。
本日の金相場は、NY商品取引所で前営業日比4.7ドル安の１トロイオンス1299.0ドル。
プラチナ相場は、前営業日比4.6ドル高の１トロイオンス903.8ドル。
原油相場はWTIで、前営業日比1.15ドル安の１バレル66.73ドル。
東京外国為替市場では現在、１ドル￥108.6、１ユーロ￥125.1。
日経平均株価は￥21,958、NYダウは24,361.4ドル。
長期金利は、0.025％。
金・プラチナは高安。何か新しい問題が起きると、”マネー”は円に向かいます。金も
安全資産ですが、円には敵わないようです。円＝日本は、財務省に懐柔されたマスコ
ミに借金大国の汚名を着せられていますが、実は世界で信任されています。消費増税
したい財務省は、財政危機でなくてはならないのです。
２０１８．５．３０ 貴金属買取相場
１８金・Ｋ１８ ３，６００円/1g プラチナ８５０ ２，８４０円/1g
インゴット100ｇ以上 ４，７７０円/1g プラチナ９００ ２，９５０円/1g
２４金・純金製品 ４，６３０円/1g プラチナ1000 ３，２３０円/1g
１４金・Ｋ１４ ２，６３０円/1g K18/Pt850半々 ３，１６０円/1g
上記相場価格×重さ＝お買取価格
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