シリアで武装勢力に拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さんが、解放され
たことが確認されました。無事で何より。
外務省から自粛されている地域での事件で自己責任論もありますが、こういったフリー
ジャーナリストの命懸けの取材で日本のニュースは成り立っています。テレビ局や新聞
社の社員は、危険なところに近づきません。完璧な安全が約された空間である国会内が
遊び場所。その外では、お友達が大声を出しています。
彼らは命の危険もなく、拘束されることもなく、報道の自由を謳歌し、報道しない自由
も行使します。
NHKのワールドニュースを見ていると、イギリスのテレビ局が中国のウイグル弾圧を批
判する番組をしていました。強制収容所は次々に作られ、規模が拡大しています。そこ
は再教育施設として、再教育プログラムという名の洗脳〈思想改造〉が行われています。
中国共産党は内政干渉であるとしますが、人権問題に国境はないというのが先進国の
コンセンサスです(八幡和郎さん)。
人権を声高に叫ぶ日本の偽リベラルは、ウイグル問題にはダンマリ。
イスラエルのパレスチナ人に対しては同情しますが、ウイグル人にはダンマリ。
パンダをもてはやしますが、チベットの人権にはダンマリ。
カジノに対しては常習性を訴えますが、パチンコの悲劇にはダンマリ。
ウイグルでは、小さな子供を持つ女性までもが抗議の焼身自殺をしています。
欧米で少しづつ声が大きくなっています。トランプ大統領の耳にも入っているでしょう。
このカードをいつ切るか。”人権”ですので、ドイツのメルケル首相ほかも乗るでしょう。
欧州のコンセンサスは、ビジネスよりも人権が優先です。
ペンス米副大統領10月4日演説
「ウイグルにおいて中国共産党は、100万人ものイスラム教徒ウイグル人を収容所に押
し込め、絶え間ない洗脳にさらしている」
10月23日 産経新聞、読売新聞に掲載された意見広告
国家基本問題研究所 理事長 櫻井よしこ
「中国の人権侵害に、日本の沈黙は許されない」
日本国内でウイグル問題に関心があるのは、偽リベラルではありません。彼等は、中国
のすることは見ないことにします。そして、その彼らが嫌がる保守派やネットの民こそ
が以前よりこの問題を取り上げてきました。人権を重視するのは、朝日新聞や野党の偽
リベラルではなく、保守派とネットで真実を知っている人たちなのです。
杉田水脈さんのLGBT論文は狂気しますが、議論は避けます。一方通行が彼らの手法で
す。そうしなければ、論理が破綻するからです。そして、杉田水脈さんの人権は踏みに
じります。
【「反安倍」という病 拝啓、アベノセイダーズの皆様 八幡和郎 著】
トルコのサウジアラビア総領事館で、サウジアラビアの現体制に批判的なジャーナリス
トが殺されました。ジャマル・カショギ氏。有耶無耶になるとこですが、政敵のトルコ
が掴んでいました。エルドラン大統領は、このカードの鮮度が新しいうちに存分に使っ
ています。皇太子の関与まで持って行けるでしょうか。
そして、ビジネスを優先したいトランプ大統領も観念しました。
トランプ大統領「粗雑に実行され、史上最悪の隠蔽がなされた」。
中国(共産党独裁)、サウジアラビア(一族独裁)、ロシア(独裁者)、北朝鮮(一族
独裁)などの独裁がまだまだ存在します。
アメリカ・トランプ政権は、INF中距離核戦力全廃条約の破棄を表明しました。
1987年、レーガン大統領とゴルバチョフ書記長により調印された条約で、地上配備の
中距離ミサイルを全廃する内容。水上や空中から発射する中距離ミサイルは除外されて
いました。
ロシアが条約を守っていないため、というのがトランプ大統領のいい分と報道されてい
ます。しかし、海外メディアは条約に入っていない国の1900基により、均衡が保てない
のが実であるとしています。中国です。
中国の中距離ミサイルは、日本と日本国内の米軍基地、グアムの米軍基地、空母艦隊な
どが主要なターゲットです。
有事の際には、300基のミサイルが一斉に発射され、日本各地を襲います。全てのミサ
イルを撃ち落とすことは不可能であり、被害は甚大なものになります。この中の数発が
核だった場合、考えただけでも地獄絵図です。
そうならないようにするには、グアムだけでなく、日本国内にもミサイル発射基地が必
要であることが明白です。撃ち落とす迎撃型のミサイルには限界があります。攻撃型の
ミサイルによる「抑止力」のほうが確実で、効果が高いのです。
INF条約破棄に対して、産経新聞以外のメディアは否定的になるでしょうが、日本の国益
のためには必要なことなのです。むしろ、日本政府も歓迎の意を表明すべきなのです。
中国もさすがに核攻撃はしないという楽観論は、国を預かる為政者が絶対に持ってはい
けない考えです。日本の政治家に抜けている軍事、安全保障です。
攻撃型ミサイルの保持だけでなく、核保有もタブー視すべきではありません。
国の責務は、国民の安全と資産を守ることです。我々の隣国にはそれを脅かす国が存在
しており、そのような国にODAを渡してきたのです。
安倍総理は、本日中国に出発します。
安倍総理と習近平主席が初めて会談したのは4年前、中国で開かれたAPEC・アジア太平
洋経済協力会議。安倍総理の総理就任から2年の時でした。
会談の前の顔見せでは安倍総理を待たせ、無愛想な顔に握手の際もあいさつの途中で体
の向きを変る無礼。腹正しく、私は「無礼者」と書きました。
自分の思い通りにならない日本の総理大臣に軽視の姿勢を続けていましたが、あと3年も
確実な安倍総理の長期政権。世界各国との外交や好調な経済を見て、軽視できなくなり
ました。また、アメリカによる安全保障と貿易の敵対行為も当然に大きな要因になって
います。
ヨーロッパ各国は中国の軍事的な脅威は対岸の火事でしたが、日米と歩調を合わせて
イギリスやフランスも南シナ海での軍事演習も加わるようになりました。日米英仏に
オーストラリアやインドなどを加え、今中国を抑えることが将来の平和に繋がります。
九条を呪文のように唱えても、中国には効きません。
譲歩もダメです。1歩下がれば、1歩前に出てきます。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比5.7ドル安の1トロイオンス1231.1ドル。
プラチナ相場は、前日比3.6ドル安の1トロイオンス828.8ドル。
原油相場はWTIで、前日比0.39ドル高の1バレル66.82ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥112.0、1ユーロ¥127.8。
日経平均株価は¥21,343、NYダウは24,583.4ドル。
長期金利は、0.115%。
2018.10.25 貴金属買取相場
18金・K18 3,530円/1g プラチナ850 2,670円/1g
インゴット100g以上 4,670円/1g プラチナ900 2,780円/1g
24金純金製品 4,530円/1g プラチナ1000 3,040円/1g
14金・K14 2,570円/1g K18/Pt850半々 3,040円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。
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