G20大阪サミットでの米中協議再開を受け、ドル建ての金相場は大きく下落しています。
本日の金相場は、NY商品取引所で前週末比24.4ドル安の1トロイオンス1389.3ドル。
プラチナ相場は、前週末比3.7ドル安の1トロイオンス832.4ドル。
原油相場はWTIで、前週末比0.62ドル高の1バレル59.09ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥108.3、1ユーロ¥122.3。
日経平均株価は¥21,767、NYダウは26,717.4ドル。
長期金利は、-0.150%。
先週のドル建て金相場上昇の要因は、アメリカの利下げ観測とアメリカとイランの緊張
でした。米中貿易摩擦による懸念も少しの要因かもしれませんが、ウエイトは少ないで
す。それが下落する時には、要因とされます。マーケットとはそのようなものと思って
ください。
円建ての金相場は高値を維持していますが少し下落。先週は4年半ぶりに近い高値に近
づきましたが、一服です。史上最高値は40年前です。
G20大阪サミットでアメリカと中国が会談しないという選択はありません。同時に中国
がアメリカにゼロ回答することもあり得ません。そして、トランプ政権が譲歩する場面
でもありません。
つまりG20大阪サミットの後の今週、金相場が下落する確率は99%以上だったと考えます。
中国主席が、肝の座った男だとこの予想は成り立ちません。トランプ大統領に対する顔、
安倍総理に対する表情、南北朝鮮に見せる顔。一国のリーダーがここまで感情を表に出
してはいけません。本当は繊細な心の優しい子なんです。無表情は、弱さを隠すための
術なのです。
≪現在の金相場上昇要因≫
・アメリカの利下げ観測
・アメリカとイラン情勢
・米中貿易摩擦
・米欧貿易摩擦など
≪下落要因≫
・米中貿易摩擦の協議再開
・北朝鮮情勢鎮静化など
2019.7.2 貴金属買取相場
18金・K18 3,820円/1g
24金・純金製品 4,900円/1g
22金・K22 4,460円/1g
14金・K14 2,780円/1g
プラチナ850 2,600円/1g
プラチナ900 2,700円/1g
プラチナ1000 2,960円/1g
K18/Pt850半々 3,150円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
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