東京地裁は、福島第一原発事故時の東電の旧経営陣3被告に無罪判決を示しました。
東京地検は2度にわたって不起訴としていましたが、検察審査会の起訴議決を経て強制
起訴されました。業務上過失致死傷罪で強制起訴された元会長と元副社長の2人の3被
告は無罪を主張、検察官役の指定弁護士は禁錮5年を求刑していました。争点は、経営
陣が津波による事故を予見し、事故を回避できたかどうか。
検察が2度にわたって不起訴としたものを有罪に持ち込むには無理があります。感情で
はなく、論理的に考えるべき問題で妥当な判決といえます。不利な判決には不当判決、
有利な判決には画期的な判決。テレビでは無罪判決にも関わらず、さも3人に責任があ
るかのように報じます。あの国のように司法でさえも感情的な判断では、社会に矛盾
が生まれます。
東日本大震災に原発事故がなければ、まだなんとか立ち直れた人は多いでしょう。
古いアメリカ製の原発を使い安全を疎かにした電力会社。容認した自民党と学者。そ
して、現場に行かなくてもいいのに行き作業を止めた時の総理菅直人。アメリカ軍に
よる原発対応を断った菅直人と時の政権。あの時の官房長官は、立憲民主党の現党首。
放射線の有害を誇張し福島をフクシマにしてしまい、嘘をばらまくマスコミ。
小泉進次郎環境大臣は、原田義昭前大臣から引き継ぎました。出だしは失格です。
福島第一原発の”汚染水”について前大臣は海洋放出しかないと発言。小泉新大臣は、
関係者に謝罪をし寄り添うとしました。非科学的な感情論では前に進みません。
前大臣も始めからこのスタンスを表していたならばいいですが、最後に言うのはど
うかです。新大臣もいきなりでは、困ってしまいます。しかしながら科学的にも世
界的にも、原発で使用された処理水を海や川に流すことは普通なのです。
日本で問題となっている”汚染水問題”とは、放射性物質であるトリチウム(tritium)の
残留が問題視されていますが、トリチウムとは三重水素といい自然界に存在し、水道
水にも含まれています。毎日、口から体内に入りお風呂で皮膚に触れています。しか
し、トリチウムが出す放射線の一種であるベータ線のエネルギー力は非常に弱く、ま
た皮膚を通過できませんので、体に蓄積されません。このような物質ですので、世界
の原発施設ではこの物質が残っていても海洋投棄されます。韓国もこれを問題視しよ
うとしていますが、韓国の原発も当然に海洋投棄しています。
問題の起こった当時の政権が民主党であったため、この”汚染水”の問題が残っていま
す。また、この”汚染水問題”は、反日勢力による東京オリンピック招致活動妨害に利
用された事実があります。そういう勢力にとっては、いまさら汚染水が無害であるこ
とは認めにくいでしょう。
小泉進次郎という遠くない将来の総理大臣が、率先して科学的な説明の元にこの汚染
水問題に決着をつけられるのならば、安倍晋三のような人を惹きつけるリーダーにな
れるでしょう。ただしマスコミに迎合し、真実を曲げ、原理原則を忘れ、非科学的な
論理しかできないのなら、3年も持たない普通の総理大臣として名を残すことになり
ます。
そしてこの問題に、大阪で処理水を受け入れると表明した松井大阪市長と吉村大阪
府知事。現実的には大阪まで運べませんけれども凄いです。
2019ラグビーワールドカップ日本大会が開幕です。今晩のオープニングゲームは東京
スタジアムで日本対ロシアです。東京スタジアムは東京の調布市にあり、サッカーの
東京ヴェルディのホームスタジアムです。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比9.6ドル安の1トロイオンス1506.2ドル。
プラチナ相場は、前日比7.8ドル高の1トロイオンス942.4ドル。
原油相場はWTIで、前日比0.02ドル高の1バレル58.13ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥107.9、1ユーロ¥119.2。
日経平均株価は¥22,192、NYダウは27,094.7ドル。
長期金利は、-0.220%。
ECB欧州中央銀行は利下げをしたにもかかわらず、ユーロ安となりません。明らかに
失政であり、マーケットとの対話に失敗です。逆に日銀は黒田体制になりコロッと変
わりました。もちろんよくなったということです。
2019.9.20 貴金属買取相場
18金・K18 4,140円/1g
インゴット100g以上 5,480円/1g
24金・純金製品 5,320円/1g
14金・K14 3,020円/1g
プラチナ850 2,900円/1g
プラチナ900 3,010円/1g
プラチナ1000 3,300円/1g
K18/Pt850半々 3,450円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料鑑定料は、もちろん無料です。
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