いまでも増え続ける くすりの副作用
くすりは病気を治すものと思い込んでいませんか？
吉川豊 著
ご存知ですか？くすりの副作用
日本人はくすり好きといわれます。
アメリカと欧州8カ国を合わせた約4倍、6兆円規模の売上げがあるそうです。
それだけ、くすりに対しての信頼が厚く安全性を疑っていないお国柄なのです。
しかし、表に出たものだけを見ても副作用被害は少なくありません。
厚生労働省によると、最近5年間の統計では、製薬会社からの報告をまとめた「市販薬で
重篤な副作用があった件数」は1200件以上、死亡者も20名を越えています。
また、健康被害を国に訴え、「医薬品副作用被害救済制度で救済を判定した件数」は年間
1000件を超え、年々増えています。これらの数字は、私たちのくすりに対する心構えへ
の警鐘なのです。P1
・食事は緑黄色野菜など抗酸化食品を多く摂ること。
・肉を控えめにすること。肉はがんのエサになるのです。
・運動やお風呂でカラダを温めることもおすすめ。
・よく笑うこと。3時間笑ったら、免疫細胞が6倍になったという報告もあります。
これらを心がけ定期的な検査を受けるようにしましょう。
抗がん剤をはじめとして、くすりの副作用については多くの医師が警告しています。
・がんで苦しみぬいて死ななければならないのは、がんのせいではなく「がんの治療の
せい」です。(慶応義塾大学医学部放射線科講師 近藤 誠氏)
・過剰な医療、過剰な投薬が人間本来の免疫力を弱める。(小児科医 毛利子来氏)
・くすりがさまざまな病気をつくる最大の元凶である。(新潟大学医学部大学院教授安
保 徹氏 )
・毒性のないくすりはくすりではない。患者が副作用について全て知ってしまったら、
くすりをぜったいに飲まなくなる。(アメリカのR・メンデルソン医師)P19
「毒をもって毒を制す」の言葉のとおり、くすりは強い作用を有する物質なのです。
したがって、ヒトにとって害となる作用（副作用）も同時に有しています。
ストレスの多い現代社会では、飲み慣れたくすりでも突然のアレルギーで重篤な副作用
を発症するリスクが高くなっています。
また、何でもくすりで治そうとする風潮にあって数種類のくすりを重ねて服用すること
による、複合的な副作用もあります。P22
【いまでも増え続ける くすりの副作用 吉川豊 著】
薬によるアレルギー症状としては、スティーブンス・ジョンソン症候群、黄疸性肝障害、
アナフィラキシーショック、間質性肺炎などがあります。そして特に、痛み止め（消炎
鎮痛剤）、ステロイド剤（消炎剤）、飲み合わせ、抗がん剤、抗うつ剤の副作用につい
て説明していました。
薬は便利ですが、依存は次の病を呼び込みます。「薬の9割はやめられる 松田 史彦著」
という本では、減薬から断薬へと語られています。特に精神科の薬は要注意です。うつ
患者に抗うつ剤で気分を上げれば、薬を飲む前以上に落ちます。落ちるところが深くな
れば、自殺につながります。お得意様が数年前に「うつになりました」と来ました。た
またまそういう本を読んでいたときだったので、コピーしてあげました。1ヶ月後、な
んと「治りました」と晴れやかな表情で来た時に、うれしかったのを覚えています。
また、2ヶ月前に書きましたが、昨年の医療費は前年度比で1兆4000億円（3.2%）減り
ました。コロナを恐れて、病院通いが減ったのが要因。私の叔母も1年病院に行ってな
いと言います。「飲んでる薬が切れて不安」。体調どう？と聞くと、変わらないといい
ます。高齢者の飲んでいる薬は、その程度なのです。生活習慣病に対して、生活を変え
ないで薬だけで対処しようとする方がおかしいのです。
しかし、その薬は個人にとっては無駄かもしれませんが、社会にとっては必要です。
病院、薬局、製薬会社は、その膨大な薬で経営が成り立ちます。大勢の人が働いていま
す。よく国家予算に占める医療費の増大が問題と報じられますが、実は減り過ぎると国
にとってはマイナスです。そのお金は、日本国内に巡っているのです。
【抗生物質と人間 ーーマイクロバイオームの危機 山本太郎 著】
さらに言えば、感染症を制御するはずの抗生物質が感染症への感受性を飛躍的に高めるとい
う重要な事実もある。「抗生物質の逆説」とも言える現象である。
通常であれば感染には数万個が必要になるサルモネラ菌が、抗生物質投与後には、わずか
数個で感染が成立する。この現象は早くから報告されていた。また、一歳未満で抗生物質
の投与を受けた子が、続く数年間感染症に罹患しやすいといった経験的印象を持つという
小児科医もいる。P137
【昨日の直径98％の部分月食です。】
世界各国の首脳から原油高の懸念が報じられ、備蓄放出などの対応が検討されていること
で原油相場が大幅下落となりました。金・プラチナ相場は連動して下落。月曜日はもう少
し下がるかもしれません。また、外国為替市場においては円安傾向でしたが、反転買われ
ました。円〉ドル〉ユーロ。
本日の金相場は、ＮＹ商品取引所で前日比9.8ドル安の1トロイオンス1,851.6ドル。
プラチナ相場は、前日20.4ドル安の1トロイオンス1,035.2ドル。
原油相場はWTIで、前日比2.73ドル安の1バレル75.68ドル。
ＮＹダウの終値は、35,601.9ドル。
ＮＹ外国為替市場では、１ドル￥113.9、１ユーロ￥128.6。
昨日の日経平均株価の終値は￥29,745、長期金利は、0.075％。
2021年11月20日（土曜日）
本日の営業時間：10:00-18:00 明日は定休日
18金・K18 5,420円/1g
インゴット100ｇ以上 7,200円/1g
24金・純金製品 6,980円/1g
14金・K14 3,960円/1g
プラチナ850 3,400円/1g
プラチナ900 3,610円/1g
プラチナ1000 3,880円/1g
K18/Pt850半々 4,310円/1g
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手数料や分析料鑑定料は、もちろん無料です。