日本経済新聞 プラチナ、ロシア回避で1割高 パラジウムからシフト 2023.1.25
白金価格が堅調だ。ウクライナ危機への警戒感が高まった2021年12月下旬に比べ約1割
高い。足元では世界景気への懸念がいったん後退し、自動車の排ガス浄化触媒向け需要
の回復を先取りする動きが広がっている。自動車メーカーが触媒として、ロシア産が多
いパラジウムから白金にシフトする動きも相場を押し上げている。
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パラジウムは需要の約8割を自動車向けが占める。自動車メーカーによるパラジウム離
れが進めば進むほど、パラジウム価格には下押し圧力がかかり、白金は押し上げられる
ことになる。実際、すでに白金の価格が上がりパラジウムが下落したことで、価格差は
約3年4カ月ぶりの低水準まで縮まっている。
日本経済新聞 2021.8.24
白金、脱炭素で見方が二分 車触媒は減少・水素向け増加
ロイター通信 2022.5.16
自動車各社、ロシアリスクでパラジウムからプラチナへの代替加速=報告
自動車メーカーはパラジウムより安いプラチナに既にシフトしつつあったが、ロシアの
ウクライナ侵攻を巡る懸念がこの傾向を強めている。
これがプラチナ相場の今後の見通しでしょうが、なかなか上昇しません。1つは代替
商品としてプラチナ需要が高まれば、再び15年前のようにプラチナが高過ぎて使いにく
くなる懸念。2つ目は、景気全体に対する後退懸念。変えることには懸念がつきもの
です。プラチナ相場が15年前のように、7千円を超えることはあるでしょうか?
【R熱電対 工業用プラチナもお買取り致します。】
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比7.2ドル高の1トロイオンス1,942.6ドル。
プラチナ相場は、前日比20.7ドル安の1トロイオンス1,040.3ドル。
原油相場はWTIで80.78ドル、NYダウは33,743.8ドル、米国債10年物3.438%。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥129.3、1ユーロ¥141.6。
日経平均株価は¥27,359、長期金利は0.455%。
2023年1月26日(木曜日) 本日の営業時間は10時-19時です。
18金・K18 | 6,530円/1g | プラチナ850 | 3,900円/1g | |
インゴット100g以上 | 8,650円/1g | プラチナ900 | 4,140円/1g | |
24金・純金 | 8,390円/1g | プラチナ1000 | 4,440円/1g | |
14金・K14 | 4,760円/1g | K18/Pt850半々 | 5,110円/1g |
上記相場価格×重さ=お買取価格 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。