グローバルノート 世界の消費者物価上昇率 国別ランキング・推移(IMF)
統計の解説 2024.4.19
2023年の世界の消費者物価上昇率(インフレ率) 国際比較統計・ランキングです。
各国の消費者物価上昇率と国別順位をを掲載しています。
1位はジンバブエの667.36%、2位はベネズエラの337.46%、3位はスーダンの171.47%
となっています。
4位アルゼンチン 5位トルコ 6位スリナム 7位シエラレオネ 8位ハイチ、
67位イギリス(7.31%) 85位ドイツ(6.03%) 94位ロシア(5.86%)
96位フランス(5.66%) 131位アメリカ(4.13%) 150位日本(3.27%)
151位ベトナム(3.25%) 164位台湾(2.49%) 187位中国(0.23%)
191位トルクメニスタン(-1.74%)
統計でみると非常に興味深いですね。テレビだけが情報源では時代を見誤ることが
明らかです。日本の物価上昇率はイギリスの半分以下です。そして景気後退局面に
入ったと言われる中国は0.23%で、デフレが危惧されます。アベノミクスがなかっ
たなら、日本もこの位置だったかもしれません。
そしてそれがどういう意味なのかを考えるべきです。株価が2万円、1ドル80円。
工場は海外に移転し失業率は8%。給料は上がらずリストラの嵐。安泰なのは年金
暮らしで貯蓄がある高齢世帯だけという悪夢です。
中国の大学新卒の失業率は20%超えたところで非公表にし、定義を変えてしまい
ました。40%に達しているという研究者もいます。世界の工場は、日米欧の投資
と技術と市場がなければ成り立ちません。
【世界インフレ時代の経済指標 エミン・ユルマズ 著】
今、時代が大きなパラダイムの転換点を迎えています。ここまで読まれた方はご理解
されていると思いますが、低インフレ・低金利の時代は終わり、いよいよ本格的な
インフレ時代を迎えようとしているのです。P182
上記著者はトルコ人。昨日も書きましたがトルコの政策金利は50.00%。インフレ率
の高い国で育ち、給料が出るとGOLDやドルやモノにすぐに換えるというのが染み
ついているそうです。日本で育つと想像すらしにくいですし、50%なら逆に預金した
方がいいと思うかもしれません。お金の額は変わりませんが、相対的な”価値”は変わ
るのです。100トルコリラで買えるモノが、明日には300トルコリラになっていると
いう感じです。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比2.7ドル安の1トロイオンス2,334.5ドル。
プラチナ相場は、前日比9.1ドル高の1トロイオンス1,034.8ドル。
原油相場はWTIで77.36ドル、NYダウは39,069.5ドル、米国債10年物は4.466%。
NY外国為替市場の終値は、1ドル¥156.9、1ユーロ¥170.2、1ユーロ$1.084。
昨日の日経平均株価の終値は¥38,646、長期金利は1.005%。
2024年5月25日(土曜日) 本日の営業時間は10時-18時です。
18金・K18 | 9,510円/1g | プラチナ850 | 4,660円/1g | |
インゴット100g以上 | 12,560円/1g | プラチナ900 | 4,950円/1g | |
24金・純金 | 12,180円/1g | プラチナ1000 | 5,310円/1g | |
14金・K14 | 6,940円/1g | K18/Pt850半々 | 6,940円/1g |
上記相場価格×重さ=お買取価格 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。