日本経済新聞 NYダウ反落、696ドル安 大統領選後の上昇帳消し 2025.1.11
10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前営業日の8日に比べ696ドル75セ
ント(1.63%)安の4万1938ドル45セントで終えた。昨年11月4日以来の安値で、米大統
領選前の水準に戻った。朝発表の2024年12月の米雇用統計は市場予想を上回る内容と
なり、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの見方が強まった。消費
者の予想インフレ率の高まりを示す指標も発表され、ダウ平均の下げ幅は750ドルを超
える場面があった。
雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比25万6000人増と、ダウ・ジョーンズ通信が
集計した市場予想(15万5000人増)を上回った。失業率は4.2%から4.1%に低下。
雇用統計はアメリカ経済の好調さを堅調に表しており、利下げの言い分が遠のいたこ
とで株価は大きく下げました。日経平均先物も大きく下げ、月曜日の日本の株式市場
は暗雲が・・ですが、運よく祝日です。13日のアメリカ市場はどう動くでしょうか。
株価だけでなく為替も動いています。ドルは円に対して強いのは織り込んでいました
が、ユーロに対しても強くなっています。さらに長期金利も上昇していますので、更
なるドル高になるやもしれません。
金相場はというと、金利が付かないという理由で国債に負け今後下がるか、安全資産
またはリスク資産として買われるか、どちらにも考えられます。
プラチナ相場は一番の需要である車がEV車以外が堅調のようですので、パラジウム
よりも高くなっています。ここ数年EV車需要によりプラチナの倍ほどの価格だった
パラジウムは920ドルまで下げています。景気がいいということはこれらの需要が増
えるということで上昇が考えられます。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比24.2ドル高の1トロイオンス2,715.0ドル。
プラチナ相場は、前日比11.6ドル高の1トロイオンス984.4ドル。
原油相場はWTIで75.70ドル、NYダウは41,938.4ドル、米国債10年物は4.769%。
NY外国為替市場では、1ドル¥157.8、1ユーロ¥161.6、1ユーロ$1.024。
昨日の日経平均株価の終値は¥39,190、長期金利は1.200%。
2025年1月11日(土曜日) 本日の営業時間は10時-18時です。
18金・K18 | 10,930円/1g | プラチナ850 | 4,400円/1g | |
インゴット100g以上 | 14,200円/1g | プラチナ900 | 4,650円/1g | |
24金・純金 | 13,760円/1g | プラチナ1000 | 5,000円/1g | |
14金・K14 | 7,970円/1g | K18/Pt850半々 | 7,500円/1g |
上記相場価格×重さ=お買取価格 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。