トランプ大統領の関税政策発表から1日、アメリカのマーケットは大きく動揺しました。
株式市場ではコロナショック以来、5年振りの下げ幅でした。NYダウ4%、ナスダック6%、
S&P5%。他国の株価を見ると、韓国、中国、台湾、インドなどは意外と下げ幅が小さく、
ドイツやフランスで3%、関税交渉に成功したイギリスで1.5%。
トランプ大統領の支持者の多くの人もアメリカ人ですので株を保有しています。どこまでの
損失に耐えられるでしょうか。支持者が離れると大胆な政策は強引に進められなくなりま
す。
トランプ大統領も「交渉次第」という言葉を発しています。交渉したいのです。世界一の
大国、アメリカ大統領に花を持たせてもらいたいのです。
トランプショックの影響は各国に出ますが、取り分け日本のマーケットは世界一ナイーブ
ですので下げ幅が大きいです。一週間で3千円超の大幅下落。
ニュースでは日経平均全面安と報じられていましたが違っています。為替が円高に振れまし
たので、内需株と言われる銘柄に買いが入っています。代表格がニトリと神戸物産(業務
スーパー)です。また、自社株買い1兆円を発表した三菱商事なども上昇でした。
実は日本のGDPの6割超は個人消費なのです。それを支えるのが給料で、その企業もドイツ
や韓国のように輸出頼りではありません。
金相場に目を向けますと上記の株価下落の損失補填などでの売りで大幅下落。高騰していた
ことも要因で利益確定の売り。プラチナ、パラジウムは車用の工業原材料として下落。金の
連れ安の面もあったのかもしれません。どこかの地点で安値拾いの買い戻しや安全資産とし
ての買いは期待できるでしょうが時間が必要です。
ドル建ての金相場のセオリーは、資金の逃避先として買われるか、株式市場の損失の穴埋め
として現金化されるか、どちらにも動く可能性があります。円建ては上値が重いと昨日書き
ました。本日18金買取相場は320円の大幅下落。
文面を理解して頂き事業者の方が売りに来てくれました。個人の方は次の上昇を待てばいい
ですが、事業者はそうもいきません。キャッシュフローです。役に立ってうれしいです。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比44.2ドル安の1トロイオンス3,107.4ドル。
プラチナ相場は、前日比37.2ドル安の1トロイオンス945.4ドル。
原油相場はWTIで66.12ドル、NYダウは40,545.9ドル、米国債10年物は4.012%。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥146.0、1ユーロ¥161.6。
日経平均株価は¥33,859、長期金利は1.235%。
2025年4月4日(金曜日) 本日の営業時間は10時-19時 明日明後日はお休みです。
18金・K18 | 11,800円/1g | プラチナ850 | 4,010円/1g | |
インゴット100g以上 | 15,320円/1g | プラチナ900 | 4,250円/1g | |
24金・純金 | 14,860円/1g | プラチナ1000 | 4,560円/1g | |
14金・K14 | 8,600円/1g | K18/Pt850半々 | 7,760円/1g |
上記相場価格×重さ=お買取価格 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。