今月は、金相場高騰による金買取ブームに尽きます。
金相場の高騰、そして連日の各局各番組での煽りで、空前の「金買取」
ブームでした。あまりの買取金額のため、臨時休業の買取店もかなりの
数がでたそうです。信じられない事柄です。
当店でも通常の倍近いお買取をさせて頂きました。
たくさんのご利用誠にありがとうございました。
しかし、「よかったぁ」と手放しでは喜べないところもあります。
それは、金は富であり、その国の国力を表す物の中の1つであるからです。
その富が急激に日本からなくなると、考えさせられます。
2、30年前の日本では、高度経済成長期であり、金が買われました。
しかし成熟した経済の国では、金の現物はあまり買われません。
現在若い方は、貴金属よりもブランド品を買います。
中国、インド、東南アジアの国々では、お国柄もありますが経済成長に
のって、金の現物が買われているそうです。
国が発行する紙幣(お金)よりも金の方を信頼しているからです。
お国柄と言えば、インドの人々は金やダイヤモンドが大好きだそうです。
そういえばカレーの色は、金色です。
今月、金が高騰した要因。
1、欧州の財政問題
ギリシャからスペイン、ポルトガル、イタリア、フランスにまでのびそうです。
2、アメリカの財政問題
債務不履行の1日前に回避。国債の格下げがありました。
3、アメリカの景気後退懸念
オバマ大統領に有効な政策は、ドル安政策のみ。急激な株安もありました。
4、中東、北アフリカの政情不安
壊れた国の立て直しには、長い時間が必要です。
本日の金相場は、ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、前週末比5.7ドル安
の1トロイオンス1791.6ドルで終えました。
今月の金相場のマックスは、1トロイオンス1900ドルを超えました。
8月30日、貴金属買取相場
18金・K18 3,330円/1g プラチナ850 3,850円/1g
インゴット100g以上 4,520円/1g プラチナ900 4,040円/1g
24金・純金製品 4,330円/1g プラチナ1000 4,430円/1g
14金・K14 2,240円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。
お客様の大切な商品を専門的評価で高額査定致します。