ギリシャの再選挙６月１７日を控え、マーケットは低迷しています。
ギリシャの世論調査では、緊縮政策推進派と反緊縮派は拮抗しており、予断
を許しません。反緊縮でユーロ残留を望んでいるのでしょうか。
ギリシャ最大の支援国であるドイツの世論調査では、ギリシャのユーロ圏残留
に６割が反対という数字もでており、日増しにギリシャへの目は厳しくなってい
ます。
急進左派連合（SYRIZA）は、「その他ユーロ諸国や国際通貨基金（IMF）から
の金融支援の見返りに約束した緊縮財政策を破棄してもユーロにとどまれる」
を主張。また、「ギリシャにとって大きな武器は、ギリシャの金融システムが崩
壊すれば欧州の金融システムも崩壊することだ」と。
国民には耳触りのいい主張をし、国外に向かっては弱者の脅しをしています。
本日の金相場は、ニューヨーク商品取引所（COMEX）前週末比20.2ドル安の
１トロイオンス1548.7ドルで終えました。
プラチナ相場は、前週末比1.6ドル安の１トロイオンス1428.1ドル。
格付け会社によるスペイン国債の格下げによる欧州への不安から米ドルが
上昇したため、金が売られました。
ＮＹダウは、125.8ドル高の12,580.6ドル。
東京外国為替市場は現在、１ドル￥79.4、１ユーロ￥99.0。
原油相場はＷＴＩで、前週末比0.10ドル安の１バレル90.76ドル。
市内のガソリンスタンドも￥143/1Lまで下がっています。この３週間で約１０円
下がりました。来週あたり満タンにしようと思います。
【電化製品もぞくぞくと買取っています。】
２００１年のアルゼンチンの経済破綻は、限定されたエリアへの影響で済みまし
たが、グローバリズムが強まった現在は、ギリシャのような小国の経済が広く深く
影響を与えてしまいます。
国よりも企業やファンドが、強い力を持ってしまった結果でしょうか。
２０１２．５．３０ 貴金属買取相場
１８金・Ｋ１８ ３，０５０円/1g プラチナ８５０ ３，１７０円/1g
インゴット100ｇ以上 ４，０８０円/1g プラチナ９００ ３，３００円/1g
２４金・純金製品 ３，９４０円/1g プラチナ1000 ３，６２０円/1g
１４金・Ｋ１４ ２，２３０円/1g K18/Pt850半々 ３，０５０円/1g
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