店舗紹介

株式会社 いらっしゃい店
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専門的評価で高額査定致します。

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土日祝日:10:00~18:00
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全国質屋組合連合会 会員
大分県質屋組合 会員

ベトナム

最近、中国製からベトナム製の商品が多いと感じます。

一昨日書いたシチズンの中国工場閉鎖の前には、パナソニックはテレビ生産の中国撤退を発
表しましたが、人件費の上昇に円安、そしていつ起こるか分からない反日デモなど経営者として
工場の行く末を危惧せざるを得ない大きな要因が中国にはあります。
尖閣諸島中国漁船衝突事件(2010.9)の後バカ騒ぎしましたが、その後のことなど考えてい
なかったのでしょうか。切り札のレアアースも潰され、少しは懲りるでしょうか。

食べものでも衣類でも、製造国は必ず確認しますが、確かに最近はベトナム製増えています。
それだけでなく、当地の外国人技能実習生も中国人からベトナム人へ変わっています。
雇用している経営者の話では、中国人の方が物覚えは早いがいつの間にか手を抜いたり不平
を言うようになるのに対し、ベトナム人は一度覚えたら真面目に続けてくれるとのことです。

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【Made in Vietnam】

ベトナムと言えば、ベトナム戦争がやはり最初にきます。1960年12月ー1975年4月30日。
その他には、ホーチミン(サイゴン)などの都市、ベトナム料理のフォーや生春巻き、コーヒー、
民族衣装のアオザイなどが思いつきました。

日本からベトナムへは空路約6時間。時差は2時間で、羽田からの直行便もあります。日本人
の訪越は年間65万人。ベトナム人の訪日は12万人。私も行ってみたいです。

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【ベトナム国旗】

ベトナム社会主義共和国。建国は1976.7.2。インドシナ半島の東側に位置し、南北に長い
国土です。人口は9100万人、通貨はドン。経済的にはまだまだ貧しいですが、現在の経済成
長率は年7%前後と更なる飛躍が期待されています。

近年、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)が言われて久しいですが、次の成長国としては、
VITAMINと言われます。ベトナム、インドネシア、タイ、トルコ、アルゼンチン、南アフリカ、メキシ
コ、イラン、イラク、ナイジェリア。日本だけでなく各国からの投資も毎年増加しています。
2,30年後の経済規模の予想は、世界20位~23位前後。

アメリカとのベトナム戦争、中国との中越戦争などで名を馳せたベトナム陸軍ですが、近代イン
ドシナ半島はダナンの戦い(1847年)で始まるフランスの植民地でした。この支配は、1940年
の日本が進駐するまで続きました。9万とも言われたフランス軍を3万人の帝国陸軍が撃破し、
100年続いたフランス統治は終焉しました。大東亜共栄圏

日本のポツダム宣言受託後は、独立派がハノイを占拠し(ベトナム八月革命)1945年9月2日
ベトナム民主共和国の樹立を宣言、ホー・チ・ミンが初代国家主席に就任しました。

しかし、再進駐してきたフランスはベトナム国を樹立、ソ連・中国はベトナム民主共和国を承認し
国が南北に分断されました。フランスは1954年のディエンビエンフーの戦いで敗れ撤退、以後
アメリカが南ベトナムの後ろ盾となりました。

1960年2月頃から始まったベトナム戦争ですが、1962年からはアメリカ軍の司令部も作られ
激化。ベトコンと呼ばれた北ベトナムの兵士に対し枯葉剤を散布し、奇形児などの問題も起き
ました。また、韓国軍による虐殺や強姦事件も多発し、混血児であるライダイハンは3万人とも
言われ、ベトナム国内では差別され問題が続いています。

1975年4月30日、南ベトナムのズオン・バン・ミン大統領は全面降伏。サイゴンは陥落し、
ベトナム共和国は崩壊。ベトナム戦争は終結しました。

南北統一された1976年7月2日、ベトナム民主共和国をベトナム社会主義共和国に改名し、
建国となります。その後、カンボジアに進駐しポルポト政権と戦争し勝利。続く中越戦争などで
国内は疲労しました。

1991年中国、1993年フランス、1995年アメリカと外交を樹立しアセアンに加盟。日本とは、
1973年。親日国と言われます。それはやはり多くの国と同じ日露戦争の勝利です。同じアジア
の国が強大なロシアに勝ったことで、フランス統治下にあった人達には希望の光に見えました。

また、インドネシアと同じく日米終戦後もベトナムに残り、再進駐してきたフランス軍に対し766
人の帝国軍人が大東亜共栄圏の構想の元、戦いました。加えて近年も、最大のODA支援国で
あり、日越の関係は良好といえます。

日本と同じく極東の小国が、アメリカ(ベトナム戦争)や中国(中越戦争)に勝ち、古くは元軍を退
けるなど興味深い国です。国の体制も順次、市場主義を取り入れ法整備を急いでいます。
ミャンマーと共に日本のためにも、私が期待している国です。

ちなみに、ベトナムのあるインドシナ半島のインドシナは、漢字で印度支那。インドと支那(中国)
の間にある半島という意味です。

本日の金相場は、NY商品取引所で前日比4.2ドル高の1トロイオンス1201.5ドル。
プラチナ相場は、前日比6.2ドル高の1トロイオンス1,172.8ドル。

原油相場はWTIで、前日比1.71ドル高の1バレル50.99ドル。

東京外国為替市場では現在、1ドル¥118.9、1ユーロ¥135.2。
日経平均株価は¥18,663、NYダウは18,224.5ドル。

2015.2.26 貴金属買取相場

18金・K18     3,660円/1g    プラチナ850 4,020円/1g
インゴット100g以上 4,860円/1g    プラチナ900 4,170円/1g
24金・純金製品   4,700円/1g    プラチナ1000 4,570円/1g
14金・K14      2,670円/1g    K18/Pt850半々 3,760円/1g

上記相場価格×重さ=お買取価格  
手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。
お客様の大切な商品を専門的評価で高額査定致します。

日時:2015年2月26日 11:28