マツダがBMWを超える日
クールジャパンからプレミアムジャパン・ブランド戦略へ
山崎明 著
プレミアムブランドに重要なのは特別感や憧れ感といったブランドイメージであり、ものの
優劣より、どのブランドであるかのほうが圧倒的に重要なのだ。そうしたブランドイメージ
というものは、実は知らず知らずのうちに自らの心の中に構築されていっているのである。
客を「信者」にするためにもうひとつ重要な要素がある。それはBMWで働く人、BMWを売
る人だ。BMWに関わる人自身がブランドの「信者」でなければ、客を「信者」にすること
はできないだろう。
日本では品質の高い製品を安価に提供することで圧倒的なシェアを得ることに成功した
企業がほとんどなので、「良いものをより安く多くの人に」ということが正義であるかの
ような理念が日本企業には染みついてしまっている。
日本のプロダクトは、高品質で世界に誇れるものである。しかしその真の価値は、理解され
ているようで理解されていないのが現状だ。残念ながら、少なくともステイタス性は日本製
品にはほとんどない。世界中の人から誇りを持って日本製品が積極的に選ばれるように
なることを祈らずにはいられない。
車に興味はありませんが、数年前からマツダ車のデザインがよくなったことに興味がありま
した。マツダという会社の戦略などを知りたくてこの本を買いましたが、内容はブランド論
でした。
BMW、ベンツ、ロレックスなどを引き合いにし、トヨタやセイコーなどの日本企業のブラ
ンド戦略が乏しいことを指摘していました。生業として日々「ブランド」に接していますの
で、これは切に感じています。
例えば、セイコーやシチズンの20万円の時計。ハイテクであったり、仕上げもきれいで
高品質です。しかしそのケースと言えば紙製で、あまりにも安っぽいです。それに比べ
海外ブランドのものは、10万円の時計でも木製で高級感があります。
良いものを安く売ることは商売で大事なことですが、こと高級品に関しては当てはまりませ
ん。安価な物は安物として、ステイタスを感じないのです。大した時計ではない「ウブ・」
や「フランク・・・」などは実力以上の値段設定で、芸能人やスポーツ選手が着けることで
ステイタス性が生まれたと感じさせ、実力以上のブランド力を消費者に”錯覚”させます。
2019年のゴールデンウイークが始まりました。今日はお休みを頂き、2週連続でアフリカ
ンサファリに行ってきました。さすがゴールデンウイーク、先週の数倍の来場客でした。
運転中、アフリカンサファリの駐車場でもマツダ車が目につきました。デミオ、CX5、
CX8、アテンザ。マツダ車のシェアが伸びているのではないでしょうか。ただ、トヨタ
や日産もデザインがよくなっている気がします。素人目ですが。
先週選挙に歩いて行っていましたら、前からセダンのマツダ車が。かっこいいなと話し
ていましたら、プッとクラクションを鳴らされました。懇意にしているお客様でした。
前と違う車なので、買い替えたのでしょう。
2019.4.28(日) 貴金属買取相場
18金・K18 3,400円/1g
24金・純金製品 4,400円/1g
22金・K22 4,000円/1g
14金・K14 2,400円/1g
プラチナ850 2,700円/1g
プラチナ900 2,800円/1g
プラチナ1000 3,100円/1g
K18/Pt850半々 3,000円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料鑑定料は、もちろん無料です。
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