厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査を6日に公的医療保険の
適用対象とすることと発表しました。
全体主義の野党やマスコミ、テレビの出演者は挙ってPCR検査の拡充を叫んでいます。
1週間前に書いたように、この検査は精度が高くありません。また、時間も労力もかかり
ますので、希望者全員に検査をすることはマイナス面の方が大きいのです。
またこういうサヨクが足並みをそろえる時には”反対方向”が正解であることが多いので、
詳しく調べてみました。
≪PCR検査≫
PCRとは、Polymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の頭文字をとったも
のです。インフルエンザの検査と同じように、鼻咽頭の検体採取をします。採取された
微量のDNA断片を増幅して検出する方法がPCR検査です。採取された検体に含まれる
RNAをDNAに転写して増幅、その中に新型コロナウイルスのRNAが含まれていれば陽
性となり、含まれていなければ陰性となります。言うは易しですが、実際にはたんぱく
質などの不純物を取り除く工程があり、4‐6時間かかります。
島津製作所が昨日発表した新検査キットは、ノロウイルスの試薬技術を応用することで
途中の工程を省くことができ1時間程度に短縮できるそうです。3月中にも製品化を目
指します。安倍総理も会見で15分程度に短縮できる新しい簡易検査機器の開発を進め
ているとしました。
≪PCR検査の精度の問題≫
罹患者500人中50人がPCR検査では陰性と判断される。
非罹患者500人中50人がPCR検査では陽性と判断される。
PCR検査の感度90%とは、ウイルスに感染している100人中、90人診断を陽性と診断
できる能力。感度50‐70%しかないというデータもあるようです。
(偽陽性)非罹患者が陽性とされれば、本人は無駄に隔離され、限られた病床や医療
関係者を無駄に占有してしまいます。本当に必要な人に行くべき能力が削がれる。
(偽陰性)罹患者が陰性とされれば、その人は安心して出歩き人と会い、ウイルスを撒
き散らしてしまう。医者、看護婦の感染リスクが上がる。
・PCR検査は現在のように医者の判断で、罹患率が高い人のみに行う方がよい。
・PCR検査は上記のように精度が低い割に高度な専門的な技術が必要。
・重篤でない人は検査に行ってはいけない。病院にいくことで、感染のリスクもある。
・そもそも特効薬もなく、どの薬が効くかも分からないので、陽性と分かったとこで
メリットがない。それならば風邪と同じく、怪しいと思ったならば人と会うのを避け
て、家で養生することがベターである。重症化した時に医者にかかる。
※ただしこれは現在の措置であり、感染者数が爆発的に増えた時や特効薬ができた
時には当然に変わる。
小川榮太郎さんと山口敬之さんのユーチューブの番組を中心に、お医者さんなどの
書いているものを参考にしました。結論は、このような有事を政局に転換しようと
する輩や、専門家擬きがテレビでペラペラとしゃべり過ぎることでしょう。現在、
検査精度は低く特効薬もないという前提を無視した検査拡充は、社会の混乱を招く
だけです。
マスク不足が問題となっています。軽々に転売禁止にせよ、というコメンテーター。
しかし、政府の新法による緊急事態の設定には反対します。この矛盾に気づかずに、
コロナ疎開など聞いたことのない言葉で不安を煽ります。
何でも国が悪い、社会が悪い、安倍が悪いとして正義の味方を気取ります。
補償せよ、責任を取れという言葉に、無責任さを感じます。筋違いです。
国を守るのは国民です。元寇の時も先の大戦も、一人一人の民が戦いました。
何かあれば政治家と官僚に責任を押し付け、丸投げして逃げてはいけません。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比1.4ドル安の1トロイオンス1643.0ドル。
プラチナ相場は、前日比5.9ドル高の1バレル875.2ドル。
原油相場はWTIで、前日比0.40ドル安の1バレル46.78ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥107.3、1ユーロ¥119.5。
日経平均株価は¥21,269、長期金利は、-0.115%。
NYダウは27,090.8ドル。
2020.3.5 貴金属買取相場
18金・K18 4,580円/1g
インゴット100g以上 6,060円/1g
24金・純金製品 5,880円/1g
14金・K14 3,340円/1g
プラチナ850 2,770円/1g
プラチナ900 2,870円/1g
プラチナ1000 3,150円/1g
K18/Pt850半々 3,600円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料鑑定料は、もちろん無料です。
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