日経Gooday 「大麦、玄米・・全粒穀物で死亡リスク減 エビデンス続々」
玄米や大麦、全粒粉パン、全粒シリアルなどの全粒穀物には、年齢とともにリスクが高ま
る糖尿病や心疾患、がんなどの疾病を幅広く予防する力があることが最新研究によってわ
かってきた。
糖尿病は、30~40代から増加し始める生活習慣病で、厚生労働省の2019年「国民健康・
栄養調査」では、「糖尿病が強く疑われる人」の割合は男性19.7%、女性10.8%(20歳以
上)。年齢が高くなるほどその割合が高くなる。通常、糖尿病では「なるべく糖質の多い
主食を減らす」ことが勧められるが、全粒穀物の場合、ある程度食べたほうがそのリスク
が下がるというのだ。
糖尿病と全粒穀物ではもう一つ注目したい研究成果がある。2019年に、2型糖尿病の発生
率と食事要因の関係を53の研究をもとに分析した前向き観察研究結果が報告された。
この研究では、2型糖尿病のリスクを減らす食品として「エビデンスレベル(科学的根拠
の信頼性の度合い)が高い」とされたのは、あらゆる食品中で全粒穀物のみだった。
それにしても、全粒穀物でこのように幅広く疾患リスクが抑制されるのは、どうしてだろ
う。「その要因として多くを占めるのは、豊富に含まれる食物繊維の力でしょう。これに
加え、外皮に含まれるポリフェノール類などの抗酸化物質、亜鉛やマグネシウムなどの
ミネラルも、まんべんなくとることができる。しかも、主食だからコンスタントにとれる
ということが、総合的に効いていると考えています」(青江教授)。
「腸内で腸内の有用菌がこれら発酵性食物繊維をエサにすると、短鎖脂肪酸という物質を
生み出します。この短鎖脂肪酸には、満腹感を高めて肥満を抑制する、血糖値の急上昇を
抑える、血圧を下げる、免疫機能に好影響を与えるなど、幅広い機能が見いだされてきて
います」(青江先生)。冒頭の研究のように、全粒穀物の摂取量が多いほどさまざまな
病気を予防できるのは、腸内で発酵が起こることが関係していると考えられる。
【世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 津川友介 著】
糖質の摂取を控え、ビタミン・ミネラル・食物繊維を摂ることを心掛けることは、多くの
科学者が論じています。お米も小麦も削らずに、茶色い炭水化物として食べることが推奨
されています。
「白い食べ物」には気をつけてください。白米、食パン、うどん、パスタ、砂糖、塩な
ど。茶色から、おいしくするために削って白くします。削った茶色の部分に現代人に不足
しているビタミン・ミネラル・食物繊維が存在します。そして、その部分により体内への
吸収が遅くなり血糖値もゆっくり上がります。白い炭水化物は、吸収が良過ぎるのです。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比2.2ドル高の1トロイオンス1,774.0ドル。
プラチナ相場は、前日比16.5ドル高の1トロイオンス1,272.8ドル。
原油相場はWTIで、前日比0.62ドル安の1バレル60.52ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥105.6、1ユーロ¥127.8。
日経平均株価は¥30,103、長期金利は0.095%。
NYダウは31,493.3ドル。
2021年2月19日(金曜日)
本日の営業時間:10:00-19:00
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プラチナ900 4,130円/1g
プラチナ1000 4,430円/1g
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