FRB米連邦準備制度理事会のパウエル議長が講演で、上昇する長期金利に対して懸念を
示したものの、強い警戒感を示さなかったことでマーケットは反応しています。
マーケットとの対話に失敗ということはマーケットの要求に答えなかったことを示し、
長期金利が上昇、ドル高、株価下落、ついでに金相場も続落しました。マーケットの
要求とは、現行の金融緩和を継続しさらに金利の上昇を抑える政策を取ることでした。
ジャブジャブのお金をさらに足せと言っているのです。
マーケットとの対話をうまくコントロールしたのが、安倍前総理と黒田日銀総裁です。
今回も黒田総裁は、日本の金利上昇に「言葉一つ」を交わしています。
ロイター 米FRB議長、「辛抱強く」対応と強調 現行政策は「適切」
[ワシントン 4日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は4日、
FRBの「政策スタンスは適切」とし、最大雇用達成まで現行の緩和的な政策を維持す
ると再表明した。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が終息し、景気が上向けば、FRB
が緩和維持の確約を堅持しない可能性があるとの市場の見方をけん制する内容となった。
ブルームバーグ 長期金利は低下に転じる、黒田総裁発言を受けて買い優勢
日本の長期金利は午後の取引で低下に転じている。日本銀行の黒田東彦総裁の発言を受
けて買いが優勢となっている。
SMBC日興証券の奥村任ストラテジストは、今月の日銀政策点検後に長期金利の変動
幅拡大の可能性をみている市場関係者は多かったと思うとし、「このタイミングでの
黒田総裁の発言はかなりサプライズ」と指摘。現行の0.2%で金利の上限が形成される
のであれば、買える目線はかなり下がるはずで、取りあえずは買い戻しの動きになって
いると言う。
最近テレビを見る時間がさらに減っています。昼ご飯時につけたら、いつもの面々が
まだコロナ教の布教をしていました。東京都の新規感染者が279人、最近のトレンド
は「リバウンド」のようです。東京都の人口1400万人、探しまくって279人。他国
なら収束宣言をするというよりも、そもそも欧米各国の基準に当てはめると一度も
緊急事態に値しないレベルです。一日も早く、平時に戻すべきです。
2年連続でインフルエンザの流行を抑えられました。コロナで亡くなった方や重篤に
なった方がいる反面、インフルエンザによる肺炎で亡くなるはずであった方が命を延
ばしました。例年、超過死亡で1万人近くの方が亡くなります。自粛により交通事故
の死亡者も例年より大幅に少なかったです。騒いだはいいですが、実は日本では年間
の死亡者は減りました。テレビに出る先生方の面々は、これからも間違いは認めない
でしょうが。
池田信夫さんTwitter
コロナは風邪なんだから、次の波は必ず来る。それは季節性インフルと同じだ。現代
社会はその程度のリスクは織り込んで動いているのだ。絶対「リバウンド」させない
ために飲食店を休業させたら、永久に営業は正常化できない。
もう一つ、英国王室の確執を報じていました。メーガンさんを見ていると小池東京都
知事とダブります。野心が強過ぎて、顔にオーラにそれが出てしまっています。敵を
作り、己の地位を盤石にするやり方は古来より常套手段ですが、長い目で見るとその
敵に足元をすくわれます。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比15.1ドル安の1トロイオンス1,700.7ドル。
プラチナ相場は、前日比46.5ドル高の1トロイオンス1,135.3ドル。
原油相場はWTIで、前日比2.55ドル高の1バレル63.83ドル。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥108.0、1ユーロ¥129.1、1ユーロ1.1956ドル。
日経平均株価は¥28,716、長期金利は0.100%。
NYダウは30,924.0ドル。
2021年3月5日(金曜日)
本日の営業時間:10:00-19:00
18金・K18 4,750円/1g
インゴット100g以上 6,290円/1g
24金・純金製品 6,100円/1g
14金・K14 3,460円/1g
プラチナ850 3,520円/1g
プラチナ900 3,730円/1g
プラチナ1000 4,000円/1g
K18/Pt850半々 4,050円/1g
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