日本経済新聞 米相互関税、上乗せ部分90日停止 対中国は125%に上げ 2025.4.10
トランプ米大統領は9日午後、同日発動したばかりの相互関税の上乗せ部分について、一部
の国・地域に90日間の一時停止を許可すると発表した。5日に課した10%の一律関税は維持
する。日本も含まれ、即時実施される。一方で報復措置を打ち出した中国に対しては、関税
を125%に引き上げる。
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トランプ氏は同日午後、ホワイトハウスで記者団の質問に応じた。修正した理由を「人々が
少し行き過ぎていると思った」と説明し、不安の高まりに対応したと明らかにした。「債券市
場は非常に厄介だ。だが今は美しい」と述べ、市場の安定を優先したことを示唆した。
世界的な株安に加えて景気後退懸念が強まったことでトランプ大統領が弱気になったという
観測が多いです。ここまで悪化することが想定外だったとします。トランプ大統領の考えは
本人にしか分かりませんが、中国を攻撃し友好国と交渉する目的は果たしています。
日経平均株価は前日比2500円の上昇。霧が晴れて明るいですが、まだ疑心暗鬼で上げ一直線
ではないかもしれません。
ドル建ての金相場も暴騰。リスク資産としての買い戻し。昨日今日で100ドル上昇しました。
円建てはさらに円安もあり800円近い暴騰です。一週間前の下落一日目の相場と金・プラチナ
相場は同価となりました。一旦安堵しています。
そして一つ付け加えますと、昨日フェイクニュースとされた「関税90日間停止」は結局真実
であったことになります。意図的にリークし、逆に否定し、マーケットの反応を試したのか
もしれません。
昨日と同じく、寝る前と起きた後では状況が大きく変わっていました。今日は好転。
恐怖指数であるVIX指数も52から33まで下がっています。
本日の金相場は、NY商品取引所で前日比88.4ドル高の1トロイオンス3,065.6ドル。
プラチナ相場は、前日比8.9ドル高の1トロイオンス912.5ドル。
原油相場はWTIで61.15ドル、NYダウは40,608.4ドル、米国債10年物は4.273%。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥146.9、1ユーロ¥161.1。
日経平均株価は¥34,393、長期金利は1.345%。
2025年4月10日(木曜日) 本日の営業時間は10時-19時です。
18金・K18 | 11,800円/1g | プラチナ850 | 4,010円/1g | |
インゴット100g以上 | 15,320円/1g | プラチナ900 | 4,250円/1g | |
24金・純金 | 14,860円/1g | プラチナ1000 | 4,560円/1g | |
14金・K14 | 8,600円/1g | K18/Pt850半々 | 7,760円/1g |
上記相場価格×重さ=お買取価格 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。