米中の関税交渉合意を受け、マーケットはリスクオンに動いています。
トランプ関税を発表してからのトランプショックにより、リスクオフの動きだけでなくアメリカ
売りにまで波及しました。トランプ大統領の想定外だったのかは不明ですが、マーケットの大き
な動きにより明らかに緊張を緩めました。
その直近の動きの中で最大の関税率であった中国との緊張緩和は、マーケットの買いに朗報でし
た。まだ期限付きの関税猶予の部分もありますので予断を許しませんが、4月上旬のような大き
なショックは避けられたという観測です。
これにより安全資産で買われていた金は売られて大きく下落、ドルが買い戻され円安ドル高、
株価は上昇という流れが強まっています。
日本経済新聞 米中、双方の追加関税115%引き下げで合意 共同声明発表 2025.5.12
米中両政府は12日、互いに課した追加関税を115%引き下げることで合意したと発表した。米国
は14日までに累計145%を30%に、中国は125%を10%にそれぞれ下げる。
米中は引き下げた関税のうち一部を90日間停止し、2国間で協議を続ける。ベッセント米財務長
官は記者会見で「どちら側もデカップリング(分断)を望んでいないという点で一致した」と話
し、両国が緊張緩和に向かっていると強調した。
衆議院予算委員会では、消費税減税や給付金で野党が石破政権を非難しています。1年間消費
税を下げるなどは選挙目当てに過ぎず、効果はなく企業の負担が増すだけです。1年が2年に
なり、結局数年後の再増税時に消費が下がるだけです。では永続的に減税、廃止は責任政党な
らば言えないでしょう。無責任に反対するだけの共産党やレイワだけです。
そもそも2013年のアベノミクス以来、国の政策はインフレターゲット2%です。それが達成さ
れるやいなや今度は物価を下げようなどは愚の骨頂です。デフレは老人にはメリットが大きい
ですが、若者や国の未来にはデメリットが大きいことは経験したことではないでしょうか。
またデフレのぬるま湯に戻れば、日本国は世界の一等国ではなくなってしまいます。
外国為替市場ではトランプショックの前の水準に戻っています。ドル高が進み、強くなってい
ます。ドル〉ユーロ〉円。そしてドル建ての金相場は大きく下落しましたが、円建ては円安に
より若干の上昇となっています。
本日の金相場は、NY商品取引所で前週末比116.0ドル安の1トロイオンス3,228.0ドル。
プラチナ相場は、前週末比23.9ドル安の1トロイオンス975.4ドル。
原油相場はWTIで61.44ドル、NYダウは42,410.1ドル、米国債10年物は4.450%。
東京外国為替市場では現在、1ドル¥147.9、1ユーロ¥164.2。
日経平均株価は¥38,342、長期金利は1.450%。
2025年5月13日(火曜日) 本日の営業時間は10時-19時です。
18金・K18 | 12,480円/1g | プラチナ850 | 4,220円/1g | |
インゴット100g以上 | 16,190円/1g | プラチナ900 | 4,480円/1g | |
24金・純金 | 15,700円/1g | プラチナ1000 | 4,800円/1g | |
14金・K14 | 9,090円/1g | K18/Pt850半々 | 8,180円/1g |
上記相場価格×重さ=お買取価格 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。