東北地方太平洋沖地震から7日目、リパトリエーションに
よる円需要を見込んで急激な円高が進んでいましたが、
G7による為替の協調介入に合意、政府日銀も為替介入を
行いました。
現在、東京外国為替市場では、
1ドル¥81.2、1ユーロ¥113.7前後で推移しています。
大震災で大打撃を受けていた日本の企業にとって急激な
円高は死活問題にまで発展しかねない大問題でしたが、
昨日書きました可能性が早くも実現しました。
素早い決定に日本国民として感謝です。
18日の朝、開かれた緊急のG7財務相・中央銀行総裁会議
で、円売りの協調介入を実施することで合意したそうです。
1日遅れることでも被害が大きくなるところでしたが、たぶん
財務省が各国に粘り強く働きかけたのだと思います。
本音ではアメリカをはじめ、円高ドル安を維持したいはずですが、
恩を売ったのでしょう。なんにせよよかったです。
G7による協調介入は、2000年9月ユーロ安を止めるために
行った以来です。
これを受け、本日の日本の金相場は100円以上、上昇しました。
本日3月18日の貴金属買取相場
18金・K18 2,800円/1g プラチナ850 3,780円/1g
インゴット100g以上 3,780円/1g プラチナ900 3,970円/1g
24金・純金製品 3,630円/1g プラチナ1000 4,360円/1g
14金・K14 1,880円/1g
上記相場価格×重さ=お買取価格
手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。
それに対し、この大震災の政府の対応の遅さが目立ちます。
原発への対応も現場の自衛隊隊員ほかがんばっているのに、
決断ができないのは政治家として責任逃れです。
強力なリーダーシップで、
「何か間違っても俺が責任をとる」というようなものを感じさせて
ほしいです。そういう心意気が現場のモチベーションを高め、
たくさん動いている自衛隊員、県市町村の職員、ボランティア
の方たち他の安心感にもなります。
都合のいい時にだけ官僚に頼り、責任までも負わせるでは。