昨日の話の流れで薬局と薬店の違い、知っていますか。
昔から街中にある個人経営のお薬屋さん。→薬店
昨日書いたようなドラッグストア →薬店
病院の隣にある調剤薬局 →薬局
薬局は、薬剤師が常駐し調剤室があるところでなければ薬局を名乗れ
ません。処方せんに基づいて薬を処方できる医療医薬品を扱える所、
さらに一般医薬品の販売もできるのが薬局です。
薬剤師は、6年制の薬学部を卒業後、薬剤師国家試験に合格した資格
者です。
町のお薬屋さんは、薬種商という都道府県知事が認定する資格です。
販売できる医薬品は厚生労働大臣が指定する医薬品以外の医薬品に
限られます。薬種商試験の受験資格は高校卒業以上で、3年以上医薬
品販売業の実務に従事したものです。
ドラッグストアにいる登録販売者は、規制緩和による改正薬事法で新設
された一般用医薬品を販売するための資格で、都道府県知事の行う試
験に合格した資格者です。
もう一つあるのが家庭にある置き薬としての配置薬販売業。
都道府県知事が指定した医薬品のみを扱えます。
薬を買いに行こうとすると「薬局」と区別なく言いますよね。正式には、薬局
と薬店は区別され、国家資格と知事資格の差があります。
薬剤師になる薬学部は以前は4年制でしたが、現在は6年制になっています。
人気のある学部だそうです。