アメリカの雇用統計が発表され、本日の金相場は急騰しました。
昨日の日本のマーケットは、日銀の”異次元の金融緩和”により午前の場はお祭りとなり
１ドル９７円、日経平均株価は１万３千円を超えましたが、午後の場では利食いが先行
し、上げ幅を縮めました。
アメリカ市場では、日銀の金融緩和への好感と発表された雇用統計が市場予想を大幅
に裏切ったことから、大きな動きとなりました。雇用統計の市場予想は、非農業部門の
雇用者数は前月比１５万ー２０万人増でしたが、８万８０００人増にとどまりました。失業率
は７．７％と悪くはありませんでしたが、就職を諦めた人が多数いるという分析です。
ＦＲＢ・米連邦準備理事会のＱＥ３は、雇用の改善に重きを置いているため、ＱＥ３が当面
続き余剰資金が金相場に流入するとの思惑から金相場は上昇しました。
本日の金相場は、ＮＹ商品取引所で前日比23.5ドル高の１トロイオンス1575.9ドル。
プラチナ相場は、前日比17.7ドル高の１トロイオンス1534.4ドル。
ＮＹ外国為替市場では、１ドル￥97.6、１ユーロ￥126.9。
キプロスなど少し落ち着いているため、ドルに対しユーロが上昇したことも影響しました。
ユーロ＞ドル＞円。久々の動きです。
【GOLD ingot】
イギリス・フィナンシャル・タイムズ
日本の金融政策は２０年間失敗を重ねてきたが、黒田総裁が最初の金融政策決定会合
で大変革を起こした。
アメリカ・ニューヨーク・タイムズ
日銀の政策において歴史的な変革だ。
ドイツや中国、韓国など輸出依存度が高い国は、円安を警戒し批判的な論調ですが、
概ね各国、各紙、経済学者は高い評価をし、マーケットは日銀の金融政策を好感して
います。小泉政権で不良債権に取り組んだ以来の評価です。また、日本の金融政策が
市場を動かすのは、いつ以来でしょうか。
２０１３．４．６ 貴金属買取相場
１８金・Ｋ１８ ３，８００円/1g プラチナ８５０ ４，１８０円/1g
インゴット100ｇ以上 ５，０８０円/1g プラチナ９００ ４，３５０円/1g
２４金・純金製品 ４，９００円/1g プラチナ1000 ４，７７０円/1g
１４金・Ｋ１４ ２，７７０円/1g K18/Pt850半々 ３，９２０円/1g
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