天皇の国史：貴金属・宝石・ブランド買取なら大分県の質屋いらっしゃい店

天皇の国史　第五章 日本の近代
竹田恒泰 著

そして「復古」とは、徳川幕府以前でもなければ、後醍醐天皇の建武の中興でもなかっ
た。すなわち、神武天皇の創業に立ち返り、宇内の統一を図ることを期すことを意味し
た。明治維新は西洋化ばかりに目が向けられる傾向があるが、神武天皇の創業に回帰す
ることがその根底にあったのである。P443

「五箇条の御誓文」は第一項に「広ク会議ヲ 興  シ万機公論ニ決スヘシ」と掲げている。
古より日本には独裁をよしとする思想はなく、虚心坦懐に話し合いをすることで自ずと
正しい答えを得られると信じられてきた。聖徳太子の十七条の憲法も「和を以て貴し
と為し、忤ふること無きを宗とせよ」に続けて、「上和ぎ下睦びて、事を論うに諧うと
には、すなわち事理おのずから通ず。何事か成らざらん」とあるP445

憲法の起草で井上が最も苦労したのは第一条だったと思われる。およそ憲法第一条には、
国柄（国体）を明記するものである。「日本とは何か」という問いに簡潔に答えなけれ
ばならなかった。・　井上はこの難しい設問に、日本とは「万世一系の天皇が治す国」
（治す・シラス）であると答えたのである。P458　井上毅（いのうえこわし）

明治二十八年（一八九五）、我が国と清の間で下関講和会議が開かれ、下関条約が結ば
れた。この戦争の結果、朝鮮は清から独立した。P470

日露戦争が始まると、陸戦では第三軍司令官乃木希典の率いる部隊が、二〇三高地を占
領してロシア帝国の旅順要塞を陥落させ、旅順港に停泊するロシア太平洋艦隊を壊滅さ
せた。P477

「よもの海みなはらからと思ふ世になど波風のたちさわぐらむ」P479

（第一次世界大戦後）我が国はこの（ベルサイユ）条約に五大国（米国、英国、フラン
ス、日本、イタリア）の一員として参加した。P498

帝国憲法下の確立された慣行によれば、政府と統帥部が決定した国策について、天皇は
これを却下する機能を有さない。・　我が国の憲政史上、政府と統帥部が決定した国策
が天皇の言葉によって変更された唯一の例である。（日米開戦回避の白紙還元の御諚）
P536

新聞が盛んに戦争を煽ったこともあり、国論は既に開戦一色となっていた。東条が組閣
を命ぜられた日、朝日新聞は「国民の覚悟は出来ている。ひじきの塩漬で国難に処せん
とする決意はすでに立っている。待つところは、「進め！」の大号令のみ」と書いた
（昭和十六年十月十七日付）。P539

東条は首相に任じられてから、和平に向かってがむしゃらに動いた。この豹変振りは、
大本営陸軍部戦争指導班の部内日誌に、東条は変節した、まるで近衛と同じような態度
をとるようになった、総理は所信を断行する誠意と節操と努力を忘却した、などと綴ら
れていることからも伺える（「機密戦争日誌」上）。P539

昭和天皇は戦後、敗戦の原因は、第一に兵法の研究が不十分だったこと、第二に余りに
精神に重きを置き過ぎ科学の力を軽視したこと、第三に陸海軍が不一致だったこと、第
四に常識のある首脳が存在しなかったことの四点を挙げてらっしゃる（「昭和天皇独白
録）。P564

【天皇の国史　　竹田恒泰 著】

天皇の国史
第一章 日本の神代・先史

第二章 日本の古代

第三章 日本の中世

第四章 日本の近世

【沖縄の不都合な真実　　大久保 潤　篠原 章　共著】

琉球新報　国が史上初の代執行　地盤改良の設計変更承認　辺野古新基地建設
米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、斉藤鉄夫国土交
通相は28日午前、沖縄県の代わりに防衛省が出した設計変更申請を承認した。
国交省が発表した。大浦湾側の軟弱地盤の改良工事への着手が可能となる。地方
自治法に基づいて国が県の処分を代執行するのは初めて。2023.12.28

我が国の先人たちが古より築き上げた法治国家。それを裁判所の命令を無視し幾
度となく横暴にふるまう沖縄県知事。国と対決することが知事の仕事と勘違いし、
沖縄県の根本の問題である貧困や教育には目もくれません。

普天間基地の危険を主張するならば基地の移設しかありませんが、問題が解決さ
れるとサヨクは活躍の場を失います。幼稚園や学校を移転すれば問題が少なくな
りますが、それではサヨクは言い分を失います。問題を解決させないことこそ彼
らにとって大事であるという論理。被害者こそ強者という論理。

現実問題、アメリカなしの安全保障は成り立ちません。日本一国で安全保障を考
えると、核兵器なしでは年間の軍事予算は２２兆円必要だそうです。もう一つ付
け加えるならば、当然米軍基地から自衛隊の基地に代わるという事実。基地の使
用者が変わるだけ。さらに言うと、日米同盟破棄ならば、仮想敵国は中国に加え
てアメリカまで入れることなり、お金はいくらあっても足りません。

世界を見て、民主主義側につくか、中国やロシア北朝鮮といった独裁者側につく
か、火を見るよりも明らかです。米軍基地前の反対派の素性を公表することから
始めた方がいいです。

本日の金相場は、ＮＹ商品取引所で前日比23.0ドル高の1トロイオンス2,083.4ドル。
プラチナ相場は、前日19.7ドル高の1トロイオンス1,002.1ドル。

原油相場はWTIで74.38ドル、ＮＹダウは37,656.5ドル、米国債10年物は3.805％。

東京外国為替市場では現在、１ドル￥141.2、１ユーロ￥157.0、１ユーロ＄1.111。
日経平均株価は￥33,551、長期金利は0.590％。

外国為替市場では、ユーロ〉ドル〉円。欧米の市場関係者のメインプレイヤーは
年末年始の休暇に入っています。年が明けてどのような動きになるでしょうか。

2023年12月28日(木曜日)　本日の営業時間は10時-17時です。

上記相場価格×重さ＝お買取価格　　 手数料や分析料、鑑定料は、もちろん無料です。